ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

やっと分散登校できます。

f:id:ayayukimoto:20210518030025j:plain

紐靴を結ぶ練習をしている。

 

今日からいよいよ倅は登校となる。

娘の通うギムナジウムの方は、基準値がもう少し下がらないと(つまりは100以下)登校できないらしい。

とはいえ、最終学年は登校して卒業試験を受けているので、それ以外の学年が基準値100以下は分散登校可能となるようだ。

 

当然、分散登校してもマスク着用、至近距離は避ける、ではあるが、それでも日常に戻ってくれるのはありがたい。

学校では最初に自分でコロナテストをする。

そして陽性反応が出た人は即下校だが、それ以外の人は残って授業を受けるようになる。

教室で一斉に受けるのも変だなとは思うが、まあ、そこは置いておこう。

倅はコロナテスト自体は何度か受けているので、知ってはいるが、念の為、Youtubeで見つけた動画を見せてやった。

 

 


www.youtube.com

アウグスブルグの人形劇は歴史が古い。1948年からマリオネットで人形劇を上演しており、ドイツでも名高い。

コッテコテの方言でカスパーがコロナテストのやり方を説明している。(カスパーの台詞がシュバーベン方言なのか、それともバイエルン方言なのか、はたまたアウグスブルグ独特の方言なのか良く分からないが、とにかく方言で話しているのだけは分かる)

最後にコロナウイルス🦠を宇宙に飛び立たせ、お終いとなるが、倅はくすくすと笑っていた。

 

ところで、今回はもう1つ、驚いた事があった。

知人から倅にとお古の紐靴を頂いた。お古といっても、余り履かなかったのか、とても綺麗だった。

倅はそれがいたく気に入り、現在外出する時は、いつもそれを履いている。

 

しかし倅は蝶結びがまだ出来ない。

火曜日は登校だし、いくら教室内も現在は土足で入っても良いとされていても、何か起こって、靴紐が取れてしまったら、どうするのか。

というわけで、明日は残念だけど履いて行けないよと話したら、紐を結べるように練習すると言うではないか。

今迄だって、何度教えても上手くできなかった。

今回も無理だろうと思いはしたが、始めに見せてあげた。

それから1人でやらせてみたら、出来た。

まぐれかもしれないから、もう片方の靴も結ばせてみたら、また出来た。

 

倅は確かに、人より随分時間かかるかもしれないが、それでも本人なりのペースでゆっくりと成長していっているのだな。

 

今日はこの紐靴で登校だね。🥾