今日からいよいよ倅は登校となる。
娘の通うギムナジウムの方は、基準値がもう少し下がらないと(つまりは100以下)登校できないらしい。
とはいえ、最終学年は登校して卒業試験を受けているので、それ以外の学年が基準値100以下は分散登校可能となるようだ。
当然、分散登校してもマスク着用、至近距離は避ける、ではあるが、それでも日常に戻ってくれるのはありがたい。
学校では最初に自分でコロナテストをする。
そして陽性反応が出た人は即下校だが、それ以外の人は残って授業を受けるようになる。
教室で一斉に受けるのも変だなとは思うが、まあ、そこは置いておこう。
倅はコロナテスト自体は何度か受けているので、知ってはいるが、念の為、Youtubeで見つけた動画を見せてやった。
アウグスブルグの人形劇は歴史が古い。1948年からマリオネットで人形劇を上演しており、ドイツでも名高い。
コッテコテの方言でカスパーがコロナテストのやり方を説明している。(カスパーの台詞がシュバーベン方言なのか、それともバイエルン方言なのか、はたまたアウグスブルグ独特の方言なのか良く分からないが、とにかく方言で話しているのだけは分かる)
最後にコロナウイルス🦠を宇宙に飛び立たせ、お終いとなるが、倅はくすくすと笑っていた。
ところで、今回はもう1つ、驚いた事があった。
知人から倅にとお古の紐靴を頂いた。お古といっても、余り履かなかったのか、とても綺麗だった。
倅はそれがいたく気に入り、現在外出する時は、いつもそれを履いている。
しかし倅は蝶結びがまだ出来ない。
火曜日は登校だし、いくら教室内も現在は土足で入っても良いとされていても、何か起こって、靴紐が取れてしまったら、どうするのか。
というわけで、明日は残念だけど履いて行けないよと話したら、紐を結べるように練習すると言うではないか。
今迄だって、何度教えても上手くできなかった。
今回も無理だろうと思いはしたが、始めに見せてあげた。
それから1人でやらせてみたら、出来た。
まぐれかもしれないから、もう片方の靴も結ばせてみたら、また出来た。
倅は確かに、人より随分時間かかるかもしれないが、それでも本人なりのペースでゆっくりと成長していっているのだな。
今日はこの紐靴で登校だね。🥾