ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

非社交的盛り下げ上手の飲み会参戦

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私がリモート飲み会に参加する際は、できるだけ話をせず、聞き役に徹する努力をしている。というのも私は非社交的で盛り下げ上手だからだ。

その場の雰囲気を確実に凍らせる自信がある。

 

そんな私が、たまにではあるが、何故か飲み会に誘われる。

非常にありがたいのだが、盛り下げ上手の名にかけて、ここは喋らずに静かに拝聴し、場の空気を凍らせないようにせねばならない。

しかし中には気を遣ってくれる人がいて、私にも話を振ってくれるのだ。

私は相槌だけで充分です、、、と心で思いながら、しどろもどろしながら話を始める。

その内に社交的な人や話し上手な人が喋り出して、結局そちらの方に話が流れていくので、私は少しホッとするのだ。

 

社交的な人の話を聞くのはとても面白いし、自分もたまにはこんな風に話せたら良いなと思うのだが、性格からして、そういう風には到底なれない。

最近はアニヲタ道を突き進んでいる感が否めず、あろう事か、ついそれが出てしまいがちになる。

先日もやらかしてしまった。

 

ヲサレさんに、あろう事か

「推しは誰ですか?」

と聞いてしまったのだ。ワイングラスを片手にノーメイクであっても、とても綺麗で、絶対にそういう世界には身を置いていそうにないタイプの人に、つい聞いてしまった。

 

だって、お子さんがフィギアを集めていて、それを飾ってるんだもん!

そりゃあもう、聞くしかないじゃん!!

 

当然、周りは凍りついたさ。

 

・・・嗚呼、聞くんじゃなかった。聞くんじゃなかった!!!

 

機転の効く人がその後、上手く話をそらせて、違う話題に変えてくれた。

 

こういう時は、きっと

「うちの倅も好きなんですよね。あれ、面白いですよね」

が正解の回答だったのだ(反省)

 

そして自分はガッカリと肩を落としてしまうのだった。

 

それでも、また誘われれば、都合が合えば飲み会に参加する。

やっぱり話を聞くのが面白いし、参考になる事がとても多いからだ。勿論、その場の雰囲気が楽しいというのもある。

 

昔の自分はそうではなかった。

社交的ではないので、複数で飲むのは芝居仲間くらいしかいなかった。

あとはサシで飲むくらいだった。

しかし子供ができて、そちらの付き合いも多くなってくると、機会があれば、こういう場にも顔を出すのも悪くないと思うようになってきた。

 

まあ、誘ってくれるうちが花という事で。

きっといつか、的を得た返しができるようになる、、、かもしれない。