先日の湖までのドライブで、夫がこんな話をしてくれた。
その国道の制限速度は、一気に80から60に変わる為、多くの運転手は急に速度を落とせないでいた。その為、多くの人がネズミ取りに引っ掛かるのも有名だった。
夫はその事を知っていた為、その道に入る時、始めから用心していたようだ。
しかしあろう事か、警察が夫の車を止めた。
更には、地元のテレビ局まで待機しているではないか。
夫は、速度を守っていたのにと思いながら、車を止めるとー
「おめでとうございます!! あなたはキチンと制限速度を守って走っていました」
と言われたらしい。
そしてテレビ局のロゴ入りチョコを手渡されたそうだ。
どちらが協力をお願いしたのか(流れからいって、多分テレビ局の方かな)は知らないが、こういう粋な計らいも面白いね。
ところでドイツ警察のシンボルカラーは緑だった。
黄緑色に負ける女である私からすると、草緑の制服を格好良く着こなすドイツ人の警察官は、ちょいと眩しい。
パトカーにも制服に合わせた緑のラインがシルバーの車体に入っている。
しかしここにも変革が起きてしまった。
1998年、EU連合としてドイツは一目で警察だと分かるように加盟国として統一を図ったのだ。つまり緑から青に変えたのだ。
2000年辺りからパトカーも青のラインになってしまった。
緑が馴染んでいただけに残念で仕方がない。
とは言うものの、相変わらず、新旧どちらの制服もパトカーも使っているドイツ警察には少々愛嬌を感じてしまう。
ところで個人的にはオーストリア警察の制服が格好良いと思う。
あのベレー帽が良いんだよな。