ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

川の字で寝る

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今は日本でも、寝室はベッドの家庭も多いと思う。

ドイツに来た当初、家具屋で『フトンベッド』が売られていて驚いた。

何が『フトン』なのか、きっと売ってる人も作った人もよく分かっていないんじゃないかと思う程、私から見ると普通のベッドであった。

 

日本の実家では畳に布団を敷いて寝ているので、個人的にはそういうスタイルが馴染む。

夫は過去に数年程日本に留学をしており、日本家屋が好きなので、いつか引っ越す時には、寝室に畳を敷いて、その上に布団を敷いて寝たいねと話している。

 

倅が生後3ヶ月になるまで夫が単身赴任をしていたり、遠方の義母の家に行く場合、また日本に帰国する場合は必ず一定期間滞在するようになるので、必然的に床にマットレスを敷いて、親子3人で寝るようになる。

それで今でも子供達から、また自分から

「雑魚寝しよう」

となり、それをwebカメラで聞きつけた実家の母から

「雑魚寝ではなく、川の字で寝る でしょう」

と嗜められた。まあ、確かに・・・

雑魚寝でも別に良いけど、川の字で寝るという方が、聞こえは良い。

 

さて実際に川の字で寝てみると、案外きついものがある。

我が家の場合は、私を真ん中にするようになり、子供達の顔が私の顔に寄ってきて、かなり苦しい。川の字ならぬ小の字になって寝ている。

身動きが殆ど取れない為、起きると体が痛い。熟睡が結局できずにいるから、するんじゃなかったと激しく後悔するものの、定期的についやってしまうのである。