ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

仮装ぱーちーの話。

 

昨日の仮装ぱーちーの話。

私が迎えに行くと、子供等はいささか高揚した顔をして次々に話し始めた。

 

倅の友達は見かけなかったらしいが、それでもあちらこちらに遊びに行き、楽しんだ。

先生達も仮装をして参加していた。

担任はミツバチ、副担任はメキシコ人に扮していた。

トマトケチャップの着ぐるみを着ていた先生もいた。

髭を上手に三つ編みしていた人もいたらしい。

帽子のようなワンポイントで仮装していた生徒もいた。

生徒会や助っ人のメンバーも仮装をする者もいた。

 

ドイツにもアニメファンが多いようで、アニメの伽羅に扮している人も沢山いた。

ハーマイオニーやアリス、宇宙人を抱きかかえている仮装もあった。

スポーツ選手に扮する者、日本人観光客(!)なる者もいた。

日本人に扮する者は2人いたそうで、ペラペラの薄い浴衣のような着物を着て髪に簪を刺していた。残念ながら、1人は襟の合わせが逆になっていたらしい。

娘が荷物を預かる際に、ドイツ語で話しかけると

「私、ドイツ語わっかーリマせーっん」

と英語で返された。それで娘も調子に乗って、

「じゃあ、日本語で話しますね❤️」

と日本語で言うと、今度は向こうが焦っていたそうだw

それを見ていたピエロに扮して一緒に当番をしていたお絵描き仲間は、ここで初めて娘が独日ハーフだと知り驚いていた。

 

カーニバル(謝肉祭)の歴史は古い。

春の到来を祝う風習で、ドイツではライン地方のお祭りが有名だ。

義母の大昔の写真を眺めていると、カーニバルで仮装をした若き日の夫の祖母の写真があった。因みに夫は3歳の頃、カーニバルで玩具の鉄砲を持った赤ずきんに扮し、写真に収まっていた(^_^;)

 

さて昨夜のパーテイの目玉である仮装コンテストでは、なんと倅は3位を獲得した。

2人が壇上に立ち、観衆からの拍手で決めるこのコンテストには、30人以上の参加者がいたという。

沖縄の伝統柄のシャツに小洒落た帽子を被った倅(同上写真)も果敢に挑み、カラーコンタクトをしていた仮面を被ったゾンビや、ばっちりメイクをした魔女、ドイツでも人気のロナウド選手や王道のピエロや狂気の天才科学者等を退け、堂々の3位に収まった。

一体何があったのかは定かではないが、ちょっと見ただけでは分からない者に扮した事が観衆にウケたようだ。

とはいえ、凝ったメイクと衣装の蝶々が優勝したらしい。

 

娘が

「私にはコスプレ衣装がないから何か欲しい。次回は絶対に着たい」

と言っていた。

そうかそうか。では、来年に向けて、何か考えてみようかな。