ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

これで良いや。

これで良いよ。

 

現在11歳の倅は、注意欠陥多動性障害と自閉症スペクトラム障碍を持っている。診断されたのは、小学校に上がる前の事だ。

4歳から療育園に入り、1年遅れの7歳で小学校に入学した。

その時に娘が通っていた学童にも入ったが、問題行動を起こすと言われ、結局2年生の初めに辞めた。

家を引っ越して、新しい小学校に通い始めた時、夫から学童に入れるのはどうかと打診があったが、また2年生の時のような事が起こるのは避けたかったので、結局行かせなかった。

しかし、今から思うと、行かせなくて良かった。

何故ならば、その後の倅の学校生活は苛めがきっかけで不登校になりそうだったから。

 

さて子供等が通っているギムナジウムには終日制があり、希望すれば入られる。

これは所謂、学童みたいなもので、宿題をやり、その後はフリータイムとなる。部活に行く人はその旨報告して行けば良い。

我が家では形態が似ているから学童と呼んでいるが、大体5〜7年生くらいで、行かなくなるものらしい。

娘はそこに8年生くらいまで通った。

宿題が分からなかったら、各グループについているメンターに教えてもらう。

そんな感じだったので、娘は宿題を家でする事は殆どなかった。

 

もし倅が行く事になったら、私は就活して仕事に復帰できるかもしれない。

倅が落ち着いている今なら大丈夫だろうか、、と思うものの、フリータイムが長いと、倅のように他者、それも一度に複数人との交流が難しい場合は、やはり難しいか。

諸々の事情で、行く必要があるわけではないのなら、もうこのままでも良いかとも思う。

私が家にいて、「おかえり」と迎える事で、子供の気持ちが安定するのなら、このままでよいのだろうな。。