ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

娘の学童

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ドイツにはこういう格好の先生もいらっしゃいます。

 

娘は放課後、学校にある学童(というか放課後に学校で過ごせる場所)に週3回通っている。

昨年度までは週5回だったが、引っ越しで若干遠方に住むようになるし、習い事の時間帯の関係もあり、夫と話し合って、週3回にした。

普通なら、もうこのくらいの年齢の子供は、学童には行かず、学食で昼ご飯を食べ、部活をやって家に帰る。もしくは放課後に友達と何処かに遊びに行ったりする。

しかし、娘は学童が好きなのだと言う。

理由は仲が良い友達と会えるから。

好きなボードゲームをやれるから。

宿題をここでやる方が楽だから。(宿題で分からない箇所がある場合は、教えてくれる先輩がいるのも利点)

娘にとって学童が憩いの場となるのであれば、せめて今年度くらいは在籍させるのも良かろう。

 

昨年度、娘は小学校時代からの友達と同じクラスで、コロナ禍であっても楽しく過ごしていた。しかし、自分の将来を考えていく中で、当然、それぞれに合った進路を決定していくようになる。

文系と理系に分かれるようにもなっていく。

娘と仲良しだった子達は、見事に別々のクラスになってしまった。

それで新学期が始まる前まで、娘はとても心配していたが、馴染んできたのか、現在のクラスにもそれなりに楽しんで過ごしている。

 

学童に一緒にいるD子ちゃんも同じ気持ちだったらしく、せめて娘と同じグループにして欲しいと先生に直談判をしたらしい。

先生はショック(?)を受けて、

「俺のグループは嫌なのか〜!!」

と嘆いたようだが、ドイツでは、仲の良い人同士を優先して同じグループやクラスにしてくれたりするので、D子ちゃんの願いが届けば良いなあとも思っている。

 

倅の話。

今日の休み時間に、クラスメートの1人が、

「コロナは日本から来たんだろ」

と倅にわざわざ言いに来たらしい。倅は

「違うよ。コロナは中国の武漢から始まったんだよ」

と即答したら、それ以降は何も言われなかったそうだ。

アジア人差別というのもあるだろうが、そうやって無知を晒す子供もいるわけだ。

子供は子供なりに智慧を働かせて生き抜いていかなければ、いつまでも舐められっぱなしとなる。倅がたじろぐ事なく、はっきりと誤解を正せて良かったと思う。