今朝見ると、庭のさくらんぼの木の蕾が開いていた。
まだ一分咲きにもなっていない。
これからまたどんどん開花していくのだろう。
ジャムを作るのが楽しみだ。
昨日、倅が
「来週始めにクラスでサイクリングに行くらしい」
と言ってきた。
それで倅の自転車を確認すると、後ろのライトのカバーが失くなっていた。
大手のスーパーマケットに行き、新しく後ろライトを購入。
家に帰ってから取り付けてみた。
これでバッチリ👌
ちょっとした修理を自分ですると、安上がりで済む。
さて、今週から子供等は学校に行っているが、倅の小学校での事。
もう随分前から、時々、休み時間や放課後に複数の小3の子供から揶揄われたり、急に叩かれたり、倅の方が先に悪口を言った等の嘘の供述を先生にして、弁明の間もなく、注意を受けていた。
その都度、倅は無視したり応戦したり、またある時は倅のクラスメートが加勢して助けてくれていた。
こちらも倅からの報告にいつも耳を傾け、どのように問題を解決するべきか、具体的な策を提案したりしていた。
このくらいの年齢になると、親が何処まで出てきたらよいのかが、なかなか難しくなる。
向こうが仕掛けてきて、倅も応戦しているところを見ると、いちいち親がしゃしゃり出る幕ではないのかもしれない。
昨日の休み時間の話。
上記の小3の二人組の男子(アラブ系、非ドイツの欧州系)が倅に向かって
「チンチャンチョン」
と言ってきたらしい。
チンチャンチョンとは、亜細亜人蔑視の言葉だ。
ドイツ人からすると、亜細亜人は皆中国系に見えるのだろう。中国語が「チンチャンチョン」に聞こえるから、亜細亜人を見たら、チンチャンチョンと言って揶揄ったり囃し立てたりするのだ。
私も道で時々、突然言われる事がある。
私が住んでいる街は外国人が多いから、見た目ドイツ人には言われた事がないが、ドイツ人ばかりいる街では、ドイツ人の子供にそうやって囃し立てられた経験を持つ人もいるようだ。
で、今回はそれをしつこく倅に言ってきたらしい。
倅が怒って反撃に出た時、宗教の時間で倅と一緒の小3女子がそれを見て、クラス愛からか
「私のクラスメートに何をするの💢先生に言い付けるよ」
と倅に怒鳴った。その女子の目の前でも、2人の男子は倅に向かって
「チンチャンチョン」
と言いながら、ヘラヘラ笑っていた。しかし、その女子はこれに関してはスルーだったらしい。
彼等が去った後に、倅は彼女の言葉を思い出し、廊下に設置されてあるロッカーで、その女子の名前が何処にあるか調べた。
それまでは、この二人組が、どのクラスなのかが分からなかったのだそうだ。
この女子と同じクラスだと分かった事で、二人組のクラスが特定できた。
教室にいた先生に、さっきの話をした。
「あなたのクラスの生徒が、僕をチンチャンチョンと言って苛めます」
先生は
「では、ホームルームでそれについて話し合いますね」
と約束してくれたらしい。
そして本当に先生は自分のクラスで話をしたようだった。
翌日(今日)、休み時間で外に出た時、非ドイツの欧州人の子供から謝罪されたらしい。アラブ系の方とは会わなかった。
ハーフの子供やドイツに在住している日本人の子供は、このチンチャンチョン問題は多かれ少なかれあると思う。
亜細亜人はとかく大人しいからか、こうやって囃し立てられても、無視したり押し黙ってしまう。
自分の子供ながら、倅の機転は大したものだと感心した。