ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

優しいクラスだったら良いなあ。

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何を見てるんだろ

 

迎えに行くなり、倅から

「あと2週間(ここだけドイツ語)って日本語で何て言うんだっけ?」

と言うので、日本語で答えてあげると、

「あと2週間したら、水泳の授業が始まるんだよ。わ〜い\(^o^)/」

と言い直していた。

 

小学校3年生から、大抵は水泳の授業が始まるから、この学校でも同様なんだろう。もし、前の学校と同じ方針ならば、冬休みまでは水泳、正月明けから春休みまではアイススケートの授業があるかもしれない。

※※アイススケートの授業に関しては、必須ではない。アイススケートの授業はなく、その代わり、スキー講習を持つ学校もある。

 

倅は水泳が大好きなので、授業を待ち望んでいた。

スケート靴は、既に近所のフリマ店で購入してある。

ドイツのフリマ店は、侮る事なかれ、結構な頻度で良い物が見つかる。なので、ちょっとした物を急いで買わないといけない時に重宝する。

 

さて、今日は倅のクラスでは席替えがあったそうだ。

昨日まで一緒だった男子と離れる事になったそうで、理由を聞くと、はじめ、彼は倅と他の男子と3人で一緒に座りたかったが、先生が

「コロナにかかりやすくなるから駄目」

と言ったらしい。すると、別の男子が

「倅君と座りたい」

と言ったそうで、今はその子と座っているらしい。

 

こういう話ですら素直に嬉しくなるが、油断はできないとも思ってしまうのは、今迄が大変すぎたから。

1年生の時の先生は、相性が合う子、合わない子を見極める為に、しょっちゅう席替えをしていた。この先生もそういうタイプか、うちの子、早速隣の男子にちょっかいを出したのかしらと危惧していたが、どうやら違っていたようで安心した。

 

初めは『転校生』である倅が物珍しくて、皆接しているだけかもしれない。

どうか最後まで、倅を丸ごと受け入れてくれる優しいクラスでありますように。。。

 

1つ朗報?が。

明日、どうやら誕生日会をクラスで持つそうだ。

低学年の頃は誕生日当日、もしくは少し遅れて、誕生日の子供の親がクラス全員にカップケーキを焼いて、小さなプレゼントを用意して、担任主催で教室で誕生日会を行っていた。

娘の時代には3年生、4年生の時の担任の方針で、3年生からは春夏秋冬別に、それぞれ誕生日会を持つ。1人がクラスの為に飲み物を用意し、1人が小さなお菓子。という風に、手分けして自分達の誕生日会の用意を自分達でするようになっていた。

恐らく、倅のクラスでもそうなるのではないか。

子供の内から、こうやって自分の誕生日会の準備を自分でするから、ドイツ人は誕生日会に招待したりされたりするのを手際良くできるのだろう。

 

さて朗報というのは、同じ日に転校してきた女子が、どうやら倅と同じ年齢だという事が分かったのだ。

倅は私達が決めて、1年入学を遅らせた。

周りからは、そこまでしなくても良いと言われる事もあるが、親としては、正しい判断だったと今でも信じている。

ただ、倅はその事を補習校のクラスメートや前の学校のクラスメートには、恥ずかしくて話さなかった。別に無理して話す必要もないから、と私も言い、担任とごく少数の保護者くらいしか知らない。

今回、誕生日を迎える女子の1人が10歳になると、先生が皆に告げたようだ。それで、今迄は1人だけ、皆と本来の学年が違ったりしていた事を恥じていたようだが、他にもいるんだと分かって、少し安心できたのではないか。

 

ところで、どうやら担任は、金曜日までにクラス全員の名前を覚えれたらしい。

グミをもらう事はなくなってしまったようだ。

関係ないけど、イスラム圏の子供達は、ゼラチンが入っているグミは食べられないのではないかと危惧していたが、流石に先生も、ゼラチン入りとゼラチン抜きのグミの両方を用意していたらしい。