ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

まだ聞いてないよ。

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倅は現地校では1年遅らせているのあり、小学校2年生ではあるが、この9月から3年生となる。補習校では普通に小学校4年生にこの春から進級している。

面談で大抵驚かれてしまうが(そりゃそうだろう)、一応事情を予め話しているので、ある程度の配慮をしてくれている。

但し、倅が嫌がるから、クラスの人には殆ど話していない。

 

私は補習校でも現地校でも、発達障害の話はしていない。

現地校や補習校の担任には、必要ならば話すくらいに留めている。一定数、偏見を持つ人がいるので、本当に信頼できる人でないと、私自身が話せないのだ。(今迄散々な目に遭っている為)

 

実際に現地校を1年遅らせた事で、倅の成長には功を奏しているようで、この選択には満足している。以前通ったドイツ語講師の研修で、1年遅れて入学した経験を持つ人や、自身の子供を1年遅らせて入学させた人も同様の発言をしていた。

長い人生の中の、ほんの1年遅くても結局大して変わらない。

それに高学年になるにつれ、落第や留年をする人も出てくるのだから、ドイツではそこまで、年齢というものにこだわる必要はなかったりする。

 

倅の特性は、今は開校になっていないから見えにくいかもしれない。

そしてオンライン授業という事で、必要最低限の時間割となる為、国語に重点を置かれているから、算数は私が教え、国語もオンライン授業で見えない場所に座って、フォローしている。

多分、これも慣れてきたら、必要なくなるかもしれない。

前年度も3学期くらいになったら、1人で参加する時もできてきていたから。

 

さて補習校では、先生によっては朝礼で子供達が一分間スピーチをしたり、当番制で「これから授業が始まります。起立、気をつけ、礼」と言ったり、黒板消し係とか、そういうのもあったりする。子供達にとっては、それも結構楽しいようだ。(スピーチ系は不評らしいが)

 

母とフェイスタイムをしていた時のことだ。

時間帯によっては、どうしても接続がしにくくなるようで、その日はすぐに切れては繋がり、の繰り返しだった。

倅の発表を聞きたいと言った母の為に、何度か発表をさせてはみるものの、その時に限って、切れてしまう。

結局、何度も練習する羽目になった。

「これだけ練習したんだから、きっと上手に発表できるよ」

と笑いながら母は言ってくれた。

その日は、結局披露できなかったが、翌日、再度ファイスタイムをした時に、接続の調子が良さそうだから発表させたら、無事にできた。

 

本番でもちゃんとできますように。