ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

理想と現実。

取り敢えず、娘の場合は悪筆をどうにかするのが先かもな。

 

国語って、採点に際し、先生の主観が大いに入る教科だと思う。

答えが決まっていないというのもあるが、大抵は採点に時間がかかるようで、毎回テストの結果が返って来るのが遅い。

逆に数学は、答えが決まっているからか、即日返してもらう事もある。

新米の先生は張り切っている人が多いから、理想に燃えやすいようだ。

しかし思春期真っ只中の青少年や、聞き分けのない児童を相手にするのは大変で、その上、ドイツでは移民難民が押し寄せてきており、クラスの学力を一定レベルに保つのは至難の業といえよう。

クラスの人数を少なくしたり、担任のみならず、副担任もつけるとかした方が本当は良いのだろうなと思う。

とはいえ、教員不足の昨今、そんな事も言ってられないのだろうな。。

 

この度、実妹の息子(甥)の1人がここで高校を卒業した。

高校に入学したのを昨日のように思い出される。

月日が経つのは本当に早い。

高校在学中に自分のやりたい事が見つかり、567禍中でもそれなりに青春を謳歌していた。社会人になっても、飛躍した人生を送ってほしいと願うばかりだ。

妹が送ってくれた卒業式の写真には、マスク着用、短く散髪をした甥が写っていた。私達が高校生の時に癌で他界した父に面影がよく似ていて驚いた。

その事を妹に書いて送ると、彼女もそう思っていたようだった。

父が生きていたら、さぞかし喜んでいただろう。

父は45歳で死んだが、こうやって血脈は続いていっているのだなあと思う。