ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

子供も日々考えて成長しているんだ。

倅は発達の関係もあり、入学を1年遅らせていたので現地校では小4である。

現在、倅のクラスではテストが毎週のようにある。

先週は抜き打ちで、与えられた文章を書くテストがあり、全体的に平均点が低かったそうだ。

倅は真ん中辺りではあったが、普段勉強が良くできるとされている子供の成績が大層悪くて、これには閉口した。

きっと、どの親も驚愕してしまったのではなかろうか。

 

倅は書くのが苦手だ。

昨年度は担任から、字が汚くて読めない。もっと丁寧に書けとコメントされていた。

家系として悪筆というのもあるが、左利きだったり、もしかしたらLDもあるかもと疑ってみたりもする。

それで、左利き用の練習帳にアルファベットを書く練習から始め、とにかく丁寧に書くように。例え正解でも読めなかったら✖︎になってしまうと勿体無いでしょ、と諭していた。

抜き打ちでテストがあった日、倅は

「僕、頑張って丁寧に書いたんだよ」

と言っていた通り、ちゃんと『読める字』になっていた。

確かに成績は、もうちょっと頑張った方が良かったが、それは仕方ない。次、頑張ろうと話した。

個人的には、字を丁寧に書くように心がけた倅を評価した。

 

最近、倅は情緒面で、また成長してきているようだ。

一時期は先生からもクラスからも問題児扱いをされていた昨年度に比べると、問題があっても、そこまで大きくはなっていない。(と、親目線では思っている)

というか、言いがかりをつけられても、自分の考えを冷静に話し、相手を納得させられるようになってきた。

他にも、実は倅は、最近まで習い事の日本の某武術の帯を自分で結べれなかったのだが、少々集中的に練習をさせたら、すぐにできるようになった。

今迄は、何度やっても無理だったのに。

帯は割と大きい子でも結べなかったりするが、1つ1つ小さな事でもできるようになっていくと、嬉しいものだ。

 

娘の方は、日本語補習校で生徒会に入っていて、そこはどうやら居心地が良いらしい。

1年上の学年の生徒会長、副会長がとても気さくで優しいそうで、来年度は彼女達と同じクラスになるだろうから、それもまた嬉しいようだ。(現在、補習校の高等部は1年、2年は同じクラスになる)

娘は意外とシャイで、2学期以降から、クラスメートとも親しくなるタイプなので、始めの内から打ち解けられるようになれたのは、先輩達のお陰だろうと思う。

 

ところで心配していた義母の怪我は軽症ですみ、もう大丈夫だからと言ってもらえたようで、夫は今朝、バイエルンに戻り、職場にそのまま行っている。

コメントや⭐️マークを下さった皆様、ありがとうございます。ご心配をおかけしました。

 

今晩は好物を用意して夫の帰りを待つ事にしよう。