ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

自分でやらんとな。

自分でやりなはれ。

 

昨日、娘の学校の数学の先生はすこぶる機嫌が良かった。

というのも、先日の数学のテストの平均点が、どのクラスも良かったそうで、受け持つ先生としてはご満悦だったとか。

逆パターンだが、そういえば私が高校1年生の時、国語の先生が担任だったが、うちのクラスは国語のテストが学年で1番成績が悪くて、先生はかなり機嫌が悪かったっけ(~_~;)

まあ、先生だって人間だもの。

自分が渾身を込めて教えた内容が、生徒達の成績に反映されるのだから、その都度、一喜一憂してしまうよね。

その昔、日本語講師やドイツ語講師をやっていたが、自分の受け持った生徒がテストに合格した話を聞くと、嬉しくなったものだ。

 

ところで、小4の倅は、今年に入ってから随分落ち着いてきたようで、先生に褒められる事も多くなってきた。

現在、彼が通っている小学校のクラスは荒れていて、耳を疑う事も多いが、その中でも倅は良い方向に変わっていけているのは、自分の中に将来の目標があるからだと思う。

その目標に向かっていく為には、今何をするべきなのかを自分で考え行動していかなければならない。

喧騒の日常であっても、それにフンドウされてはいけないと、本人なりに考えたのかもしれない。

周りが口を酸っぱくして諭しても、自分で自覚しなければ、人は変われないのだろうと思う。

しかし周りが諦めてしまえば、きっと気付けなかっただろうから、本人が気付くまで、辛抱強く見守り、言い続ける事も大事なのだろうな。