ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

倅の自転車講習。

 

現在小4の倅は、今週から約5週間に渡り、学校で自転車講習を受けるようになる。

それまでに殆どの子供は、親同伴でサイクリングしたり、友達同士、また1人で自転車に乗っている。

倅は4〜5歳くらいで、3日程でいきなり普通の自転車に乗れて現在に至る。

娘は1年かけて自転車の練習をした経験があるので、倅のこういった能力の高さ(?)に驚いたものだ。

もしかしたら、小さい頃からキックボードに乗っていたのが良かったのかもしれない。

 

自転車講習は学校ではなく、警察署に行ってするそうで、ベンツの大型バスで出迎えられ、子供達(特に男子)のテンションが高かった。

二階建てバスに乗って外を眺めていると、スポーツカーが走っているのが見え、男子達は更に盛り上がった。

子供達はそれぞれ自分のヘルメットを持参し、外で講習をするから温かい格好で登校した。

 

「丁度、君達と同じくらいの年齢の子供が自転車に乗って交通事故を起こしてしまったけれど、幸いにしてヘルメットを着用していたから、大きな事故にならなくて済んだ」

と警察官から、ヘルメットの重要性を説明を受ける。

以前バスに乗っている時に、小学生くらいの男子が自転車に乗っていて、車との衝突事故を起こしていた現場を目撃した事がある。腕から血を流していたが、ヘルメットを被っていたのもあって、頭の方は無傷のようで安心したのを覚えている。

そういうのを目の当たりにすると、やっぱりノーヘルは怖いと思う。

子供等は私が言うまでもなく、自転車に乗る=ヘルメット着用 となるので、こちらとしてはありがたい。中にはノーヘルで自転車に乗る子供もいるので、自分もそうしたいと言うようになるかもしれないが、個人的にはヘルメット着用してもらいたい。

 

さて自転車講習は5週間くらい、週1で警察署にて受け、その後に実技試験がある。

その前に筆記試験を受けるが、これは学校で受ける。なので学校の授業で、標識やらルールやらを習うのだ。

娘の時は、筆記試験に合格した人のみが実技試験を受けれたように思う。

その後、自転車免許証をもらえる。

これをもらえなくても、またもらう前から乗る人は乗ってはいるが、個人的には1人、または友達同士で自転車に乗る場合は、やっぱり免許証をもらう迄は待ってほしいなあと思う。

ドイツでは右側通行(なので車は左ハンドル)となり、うっかり間違えると怒られてしまうし、事故にも繋がりかねない。

なので、しっかりとルールを頭に叩き込んでからの方が、スムーズに走りやすいと思う。

 

担任に、自分の自転車が必要か伺ってみると、警察署から借りられるので、その必要はないと言われた。

娘の学校では1〜2回、自分の自転車を持って行っていた。学校によって方針がそれぞれ異なるようだ。

 

ともあれ、倅の自転車講習初日は楽しい時間となったようだ。