ドイツには沢山スーパーマーケットがある。
その中で、視聴者にいかにインパクトを残し、客足に繋がるかの戦略をそれぞれ駆使している。
お気に入りのYouTube動画をみる前に出てくるコマーシャル。
いつもは観ないのだが、今回ばかりはちょっと興味深くて、ついつい見入ってしまったがな。
◆◆本編を観る前に、大体の流れをご紹介します。◆◆
物語は、マーテインという中年男性が謎の失踪を遂げた所から始まる。
妻、母親がインタビューに応じる。
真面目で倹約家の彼は一体何処に消えてしまったのか。
宣伝に踊らされるようなタイプではない筈なのに。
一体、彼の身に何が起こったのか。
「安いよ」と大々的にコマーシャルされたスーパーマーケット『でかだか』の駐車場で彼は忽然と姿を消した。
監視カメラが彼の最後の姿を捉えている。
車の中で、マーテインが『でかだか』のコマーシャルを眺めていたのを妻は見ていた。
この謎の失踪事件が世間を賑わすようになる。
様々なYouTuberがこの事件を取り上げ、考察動画を発表する。
もしかしたら、、、、彼はまだ、『あの中』にいるのかもしれない・・・
半年後、やつれて髭ボウボウの姿のマーテインが姿を現す。
駆け付けたマスコミに、彼は叫ぶ。
「奴等は騙しやがったんだ!」
裁判中、一体どれくらいこのスーパーでは安い物があるのかを問いだたされ、責任者の女性は口籠る。
「例えば、、、犬の餌、、、とか?」
マーテインがインタビューに応じる。
安い物を買い求め、高い代償を払ってしまった彼は何を語るのか。
重々しく口を開くマーテイン。
「Lidlに行くべきだった・・・」
それでは本編をどうぞ♪
サスペンスタッチで、最後まで視聴者を飽きさせない。
マーテインは「安い物があるよ」という謳い文句につられて、つい高いスーパーに足を踏み入れてしまったが最後、何処にもそんな安い物はなかった。やっぱり始めからLidlに行くべきだったというのがヲチなんですけどね。
このコマーシャルにつられて入った人は、マーテイン以外にもいる(つまりは失踪者がまだいるという事)という、、、
実際、Lidlは安いです♪
残念ながら近所にはないのだが、あったら、マジで買いに走ってしまいたくなるくらい、ツボにハマったCMだった。
※※動画内に出てくる『でかだか』という名のスーパーマーケットは存在しません。