ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

晴れ女ならぬ曇り女な私。

週半ばから雨が降り、土曜日も雨が降るとの予報があったものの、ミュンヘンから友達が我が街に所用で来るとの事なので、ブランチを一緒にした。

 

週末にブランチって、人が多く出現する要素満載だよな。

しかも今は567も緩和されて、9ユーロチケットでドイツ中何処でも行けるわけだから、観光客もいるし、地元民もわらわら出て来て、飲食店は何処もすぐにいっぱいになっていた。

 

夫は耳が痛いし、子供等も家にいるのなら、キャンセルした方が良いだろうかと聞いてみたが、夫は、大丈夫、行ってくれば良いと言うので、今回はそれに甘えさせてもらった。

 

さて、友達とはイタリア人が経営しているアイス兼喫茶店に入った。

そこは角にある小さな喫茶店で、ちょっとした物が食べられる。

こちらの大学に通っていた当初、仲良くなった日本人の学生と2人で、いつも立ち寄って、コーヒーやケーキを注文して食べた、言わば、私にとっては思い出の場所でもある。

 

さて、今日遊びに来てくれた友達と久々に楽しい語らいができた。

 

ブランチを考えていたが、どうやらアイスやケーキくらいしかなく、それでもクレープがあるとの事なので、ミルクシェイクと一緒に注文した。

 

苺のミルクシェイク



ルッコラ、ハム、チーズ入りのクレープ

 

 

友達曰く、所用の為、割と朝早くに中央駅に行ったが、結構混雑していた。

どうやら9ユーロチケット効果で、夏休みを利用して、あちこち出歩く人がいるのだろうとの事。

やっぱり街が元気なのは良いよ。

確かに567だったり戦争だったりして殺伐としているし、今冬もどうなるか分からないが、それでもやっぱり街が元気だと気持ちが明るくなる。何とかなると思えてくるから不思議だ。

私は滅多に出歩かないし、こうして友達とお茶してお喋りをする事も殆どない。非社交的なので、1人で家にいたり家族と過ごす事も全然苦痛ではないが、たまにこうやって友達と遊ぶのも良いものだ。

恐らく、気の合う人だから、余計に楽しかったのだろうな。

私にとって彼女は、ソウルメイトみたいな人なので。(恥ずかしくて本人には言えないけどー)

 

お茶していたら、どんどん雨が降ってきた。

私達が外を歩いている時は全然降ってなく曇り空だったので、丁度良かった。

私は昔から、殆ど雨に遭わない。

約束事があって外に出ても、大抵は雨が降らずに終わってくれる。

しかし晴れ女ではない。

どちらかと言うと、天気は曇り気味が多いので、言うならば、曇り女なんだろうなと思う。

喫茶店から外に出ると、雨が止んでくれたので本当に助かった。実は今日は傘もカッパも何も持ってきていなかったのだ。

 

さて彼女を駅まで見送って、家に帰ると、嬉しいサプライズが待っていた。

 

 

犬の糞害対策で植えたコリウス・カニナハイブリッドの花が咲いていた。

秋頃に咲くと言われていたので、ちょっと早いけれど、見つけた時はとても嬉しかった。

9月になったら、もっと花が咲くだろう。

 

台所に置いていたローズマリー。

意外に小蝿を呼び寄せてしまうようで、、、どうしたものかと思い、紫陽花が枯れてしまった(号泣)場所に植えてみた。

本当は色とりどりの花を植えたりした方が良いのだろうと思うが、我が家の花壇は、もう緑と紫のハーブで良いやと割り切った。

植え替え時期が違うのもあって、ローズマリーは地植当初、なんとなく葉が細くなってきていたが、割と放ったらかしにしていたのと、この雨でなんとなく葉が太くなってきた気がする。あんまり水をあげてはいけないとか、色々あるみたいなので、まだ注意が必要ではあるが。

同じ花壇にあるコリウスやラベンダーも、基本放ったらかしでも大丈夫な植物だから、この子も居場所認定してうまく根付いてくれたら嬉しいな。

 

帰宅後、夫や子供達が妙にまとわりついてきた。

ごろごろと喉を鳴らす猫みたいだ。

普段は家にいる私がいなかったから、のんびりできたのではないかと思っているが、意外に寂しかったのかな。

それはそれで嬉しいものだ。