「〇〇は目に良い」
というフレーズを免罪符のように使ってしまう事がある。
例えば、夫にとってのバター。
義母にとっての人参。
私にとってのブルーベリーだ。
夫は、バターが目に良いからと言って、パンに塗る時に、かなり分厚めに塗りたくる。夫が太っているのは、中年太りばかりのせいではないと思う。
義母に至っては、人参好きが昂じて、人参ジュース専用のジューサーを購入した。
現在でも、1日にかなりの量を飲んでいる。
そして私はブルーベリーが大好きで、必ず冷蔵庫にブルーベリーが入っている。
スーパーマーケットで、ブルーベリー500g入りのバケツを見ると、必ず買う。
そして我が家の食卓には必ず出るのだ。
ケーキやヨーグルトに入れるという手もあるが、それよりも普通に生で食べるのが好きなのだ。
家族からは随分冷たい目で見られてしまうが、構うものか。
だってブルーベリーは目に良いのだから。
一度、かすみ目になった時に、大量にブルーベリーを食べたら、本当に視力が回復した。
それで益々ブルーベリーが大好物になった。
さて、実際にバターや人参、そしてブルーベリーには本当に視力に良いとされる栄養素があるのか。
調べてみると、バターや人参には目に良いとされるビタミンAが多く含まれているのだそう。
ブルーベリーにはビタミンAの他にアントシアニンが含まれており、これは疲れ目やかすみ目に効果的な作用をもたらすのだそうだ。
だから私が目がかすんだ時に食べて視力が回復したのも頷ける。
そして目に良いと言いながら、周囲に呆れられながら、沢山食べたり飲んだりしている。
きっと子供達は、そんな私達を尻目に、大人って変だなって思っているのだろうな。