ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

先生も大変だ。

 

娘が8年生になってから、討論の授業が盛んに行われている感がある。

それは授業の一環となり、成績に関わってくると言いつつも、どうやら、その為にわざわざそれ専用の時間を設けているようだ。(あくまでも娘の学校での話)

始めは、生徒間でどの授業にやりたいか話し合っていた。

そして学級委員が代表して、その先生に交渉していた。

8年生(中2)ともなると、こういう事もできるようになるんだなあと感心したものだ。

 

しかし、いつ、誰が、何処で、コロナ陽性になるか分からないご時世だ。

折角、4人1組で準備をしていても、誰かが欠ける。すると、そのグループは討論会ができなくなる。

はたまた、見守る先生自身が病気で欠席する場合もある。

そうなると、延期に次ぐ延期で、結局、その討論のテーマは無効になってしまう事もある。

そして、またしても子供達は、新しいテーマを新しいグループで準備するようになる。

 

夏休みが近くなってきた現在は、授業時間が足りなくて、なかなか終わらない科目にあてがう事もあるので、その中で討論の為にわざわざ授業時間を下さいとは言いにくくなる。

更にドイツでは、熱中症対策で、授業時間を短縮する事もあり、余分に時間を取らなくなる。

 

娘の学校では、企画倒れになってしまった物が幾つかあって、ようやく対面授業になって、ぼちぼちでも通常通りにいけれるようになっても、まだまだ順調に予定を進めれるわけではなさそうだ。

知人の子供が通っている学校では、先生が長期で休んでいたり、先生の中でクラスターが発生してしまい、代行の先生が毎回入り、子供達も大変だという。

 

その中で、1つの出会いがあった。

彼女のクラスの1人からteamsの全員チャットで回ってきた「英語で映画を制作する」企画を一緒にやりたい人を募っていた。

英語も映画制作(娘の場合は動画になるが)に興味がある娘のみが、その提案にのった。

そして2人で話をしていく内に、彼もまたオンラインゲーム『原神』が大好きで、更にクラスで仲の良い数人とで、オンライン上で原神のキャラになって遊んでいるのだそうだ。

それでコードを教えてもらって、時々オンライン上で遊ぶようになった。

年度末の最後今迄、殆ど話した事がなかったクラスメートと交流を持てるようになった。

残念ながら、英語の企画そのものは無しになってしまったが、交流を持てるきっかけになれたのは良かったと思う。