ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

もう少ししたら夏休み。

持つべきものは友

 

今日は気温が30度超えになるというので、花壇に水をやった後に、いそいそと街中まで路面電車に乗って行ってきた。

倅が12時過ぎに下校してくるので、それまでに倅のサンダルと娘の課題図書を買いたかったのだ。

サンダルは新調しても、有り得ない状態ですぐに壊してくるから、高価な物は買えない。30%引きになっている物があったので、そちらを選んだ。

 

本屋にしても靴屋にしても、9時30分から開くケースが多いが、1軒の本屋だけ9時から開店していたので、まずそちらに足を運んだ。

学校からもらってきたプリントを見せ、店員さんに探してもらう。

「それ、すっごく良い本だったわよ」

と開口一発で言う所を見ると、余程の本好きなのだろう。嬉しくなる。

きっと彼女も大好きな本に囲まれて、本屋での仕事が天職となっているだろう。

本を無事に手にし、ついでにフランス語の問題集も聞いてみた。

 

バイエルン州のギムナジウムで扱う教科書に沿った問題集、しかも夏休みにしっかり復習できる物が欲しかったので、娘が苦手とする単語と文法のものを、しかも9年生用に向けて若干予習なんかもできる問題集を2冊を購入した。

たまに解答がない問題集もあるのだが、これにはちゃんとあったので、安堵した。

 

さて、今週は猛暑となるので、倅の小学校では12時過ぎに下校するとお達しがあった。

今週金曜日にはどうやら川辺にピクニックに行くそうで、勉強そっちのけ感が漂う。

 

娘の学校では、授業範囲が順調に終わった先生と交渉して、終わっていない授業の穴埋めがされるようだ。更に、ここぞとばかりに抜き打ちテストをする先生も出現したりして、最後まで気が抜けない。

こちらも9ユーロチケットを使って別の街に遠足に行く計画があり、なかなか楽しそうだ。

 

思えば、2年間はロックダウンで自宅待機が多く、同級生達との交流なんて殆どなかった。

普段から誕生日会を開くのを当然としている人達にとっては、出来ないのが、かなり苦痛だったようだ。

祭りという祭りは中止されていたから、今年に入って、どんな小さな祭りでも賑わっている。ドイツ人もお祭り好きだ。

人との交流を恋しく感じる人が多いのかもしれない。

 

だから、こうやって日常が戻ってきているのは、ありがたいと思う。

そりゃあね、物価の高騰や、光熱費やガソリン代といった様々なものの値上げとか、頭の痛い事が多いけれど、祭りをしたりして、皆が「元気」になったら良いな。

 

 

◆◆おまけ◆◆

 

最近のお気に入り動画。


www.youtube.com

 

普段は会社員の若いお兄ちゃんが、週1回で山をひたすら開拓する動画だが、とにかく尊敬してしまう。

体と頭をフル回転させて、壊されても荒らされても、少しずつ開拓していくのを見ると元気が出るんだな。