ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

運命共同体。

運命共同体

 

運命共同体とは・・・

所属する人が、繁栄する時も衰亡する時も、運命を共にする組織や団体。また、その関係にある事。

・・・goo国語辞書より

 

この言葉を初めて知ったのは、まだ中高生だった頃。

秋里和国さんの少女漫画『それでも地球は回ってる』で、ヒロインの女子高生が、ひょんな事から、イケメン3人組の秘密を知ってしまう。その時、放った彼等の台詞が

「俺達は運命共同体だ。裏切るなよ」

だった。この意味深な台詞に惹かれ、それ以降、ヒロインもこの3人と行動を共にする。

実はヒロインもまた、ある秘密を隠していた。

ドタバタコメデイではあるが、80年代半ばのファッションやテンポの良いストーリー展開、ヒロインの逆ハーレム状態にときめきを覚えた人も多い筈。

しかし秋里和国さんといえば、自分の中では『TOMOI』なんだよな。

当時、不治の病とされていたエイズを扱った漫画を描いて、話題になった。

 

 

さて、こちらの『運命共同体』は、秘密がきっかけでなっているわけではない。

選択科目が一緒だと、それだけでも親しみが沸くようになる。

ましてや同じクラス、同じ小学校出身だったり、幼なじみだったりすると、その絆は確固たるものとなるのだろう。

そんな四人衆は、丁度良い具合に、大体いつもばらけた状態で忘れ物をするので、皆で協力し合って授業に取り組んでいる。

素晴らしい友情ではあるが、願わくば、誰も忘れ物をせずに、授業中も集中して勉強をしてもらいたいものだ。