倅は現地校小3である。
音楽の時間ではベートーヴェンの生涯を習っている最中だ。
奇遇にも、ギムナジウム8年生(中2)の娘も、音楽の授業でベートーヴェンの交響曲を習っていて、もうすぐパワーポイント付きで研究発表をする予定となっている。
コロナ禍もあって、最近は旅行は無理だが、倅はGoogleマップで様々な土地を訪れてみたりしている。日本からドイツに戻ってきて、暫くの間、倅は日本にホームシックにかかり、グーグルマップで祖母のいる街を訪ねていた。
「もしかしたらお婆ちゃんに会えるかもしれない」
と、実家の辺りをウロウロしては、涙していた。
ともあれ、いつになるか分からないが、ウイーンには行ってみたいものだ。
まずはコロナが落ち着かないとね⭐️
さて、今日は倅の野生動物の研究発表の日だ。
倅が発表するテーマは『コモチカナヘビ』だ。
トカゲなのにヘビとはこれ如何に!?
北海道にも生息している全長約18cmの小さなトカゲで、北ヨーロッパ+北アジアが彼等の領土だ。
ドイツでは全域に、主に森とか湿地帯のような場所に好んで生息している。
興味深いのは、野菜や果物は食べず昆虫や蜘蛛を好み、産卵ではなくトカゲの形で子供を産む事だ。
この日の為に、倅は頑張って苦手な資料を読みまとめ、プラカードを仕上げ、上手く説明する為に練習をしていた。
フリートークというか、文章を読むのではなくて、自分の言葉で説明をする、という事に重点を置かれた発表ではあるが、小学2年辺りから、与えられたテーマを研究し発表するようになるので、早くから自分の頭で考え、主張をする力がつきやすいように思う。
さて下校してきた倅の表情は、とても晴れやかだった。
ありがたい事に最高点を頂いた。
今回は男子3名が発表を行なったようだが、案の定、倅は1番に手を挙げ発表をしたそうだ。
我が子ながら、こういう度胸は本当に素晴らしい。
私なら絶対に無理だわ〜(^_^;)
ともあれ、倅よ、お疲れ様でした♪