その昔、夏休みの1週間程前に、ドイツ人の友達と会う約束をしていて、約束の時間20分後にドタキャンの電話がかかってきた事がある。
理由は『気分は夏休みモードになってしまったから』だった。
そんな事がドタキャンの理由になるなんて、凄いなあと思ったものだ。
別にそれは全ての人に限った事ではないし、きっと彼女も、期日までに間に合わせなければならないような、重要な約束事はきちんと守るのだろう。
それでも時々は、誰でもド忘れをする。
先に述べた友達には、申し訳ないが、心の距離をそっと置いたけれど、答案用紙を家に忘れてきてしまった先生に対しては、そういう事もあるよねと、クスッと笑ってしまう。
何にせよ、生徒達は「クリスマスの奇跡だ!」と言って、大喜びしたらしい。
クリスマスの奇跡、、、映画で色々出ていますね。
このタイトルではなくても、クリスマスに起こった奇跡として映画や逸話があり、どれも心を和ませる。
とはいうものの、現在のドイツでは、そんなクリスマスムードではなく、コロナ関係で殺伐とした雰囲気の中、ようやく明日が授業最終日となり、いよいよクリスマス休暇を迎える事となる。
夫も子供達も、風邪もひかず、体調不良にもならず、よくぞここまで頑張ったね。
ウイルスにはクリスマスもヘッタクレもないだろうけれど、何か奇跡が起こってくれたら良いな。