我が家のクリスマスイヴは墓参りから始まります。
各家庭により変わってくると思うが、我が家は昼ご飯にガチョウ肉が入ったヌードルスープを頂く。
教会に行き、子供達が演じるキリスト誕生の劇を見て、牧師さんの説教を聞いて帰宅。
夕ご飯は
焼きソーセージ
ザワークラウト
茹でたじゃがいも
レンズ豆
を頂く。レンズ豆を食べるのは、お金が沢山もらえるようにという意味合いがあるとか。
因みに翌日のクリスマスの昼食に、ガチョウ料理を食べる。
さて夕食が終わると、いよいよ子供達のミニコンサートが始まる。
楽器を習っている場合は、ここでクリスマスに因んだ曲を披露するのだろうが、我が家は歌のみだ。
一応、子供達もフォーマルな格好をして、祖父母の前で披露するのだ。
その後はプレゼントを開ける。
本物のもみの木を設置して、その下にプレゼントの箱を用意する家庭もあるが、我が家は狭いので、机の上に置いておく。
子供達はその間は別室にいて待つようになる。
上の画像は、子供達用です。
こう見ると、見事に本というか紙類ばかりですね。
子供が大きくなっていくにつれ、玩具は必要なくなっていく。
日本からの荷物もあり、子供達は大喜びだ。
夫が日本に留学中に、クリスマスカードとして、パーテイをやっているようなイラストを描いたら、それは違うと嗜められた。
夫曰く、クリスマスは家族一同が集まり、墓参りをしたり教会に行ったりして、静かに過ごすものらしい。
敬虔な信者でない夫も、この時ばかりは神妙な面持ちになる。
結婚してから毎年繰り返すクリスマスに、確かにどんちゃん騒ぎをするようなものではないと思うようになってきた。
まあ、一つ屋根の下で長期間過ごすようになると、どうしても喧嘩する事も多いのも否めないが。
それでもクリスマスは、ドイツ人にとって1年で1番大切な時間なんだと思う。