ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

第三アドヴェント

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昨日は朝から忙しかった。

義母宅に行く前に、雪かきをお願いできる業者に何処から何処までをしたら良いかの説明の為、来てもらった。

その間、子供達は日本語補習校のオンライン授業があった。

今回は高学年は学習発表会で、中2の娘達は歴史上の人物の紹介をしていた。

娘が恥ずかしがるから、ドアの外で聞き耳を立てていたが、なかなかどうして、上手に読めていたのでホッとした。

倅は授業直前に階段で滑って怪我をしてしまい、始めの方だけ出て直ぐに退席した。

 

夕方には、夫の知り合いが来た。

前にいた会社の秘書の1人で、家族ぐるみの付き合いをさせてもらっている。

毎年、この時期に彼女の家に訪問させてもらうのだが、今回は私達の新居に来てもらった。

ドイツ人って、お客が初めて自分宅に来たら、全ての部屋を見せたりしますよね。

あれは一体どういう意味があるのだろう。

『貴方を信頼している』という事なんでしょうかね。

夫に聞いても検索しても、はっきりとした回答は得られなかった。

今迄見る側だったが、今回、引っ越しをしたのを機に見せる側になり、余計に緊張してしまったわ。

 

前日に林檎ケーキを焼いたり、夕食用にちょっとした日本の家庭料理を作りもてなした。

久し振りに着物を着たが、個人的に垂れ物より紬の方が着やすいので、今回は紬にして帯は半幅で貝の口を締めた。

昔は家が小さいのもあって、着物を出して着るだけでも大変負担になっていたし、着物を着て出かける時に限って、外は雨や雪が降っていたから、帰国の度に着物も持って帰ってクリーニングに出していた。

なので、本当に久し振りに着物に袖を通したけれど、やっぱり着物を着ると気持ちが引き締まりますね。

 

元秘書さんはポーランド系ドイツ人で、3人の娘さんの母でもある。

既にお孫さんも4人いて、その内の1人は日本に興味があるとの事で、いつか孫が自分を訪ねてドイツに来たら、私達に会わせたいと言っていた。

お孫さんは、うちの娘とほぼ同年齢で、インターネットで独学で日本語を学んでいるというから、きっと日本のアニメやゲーム好きなんだな。

絵を描くのも好きだというし、恐らくは漫画を描いたりもするのかもしれない。

 

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クリスマス時期のクッキー