ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

姉弟。

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弟族の虐げられ談義



古今東西、兄弟が仲良く暮らしている家族もあるだろうが、幼少期からなのか、それとも大人になってから仲良くなるのか、家族の数だけ、様々な経緯を辿って今日の兄弟関係を築き上げていっている。

 

私には年子の妹がいる。

当然、数限りなく、彼女と喧嘩した。

しかし仲が良い時は、好きな同人誌やアニメの話で夜中まで盛り上がったり、2人で旅行に出かけたり、一緒にご飯を食べに行ったりもした。カラオケで4時間ぶっ通しで歌い、最後の締めはいつも一緒に歌える共通の好きな歌手の歌だった。

 

ただ喧嘩になると、かなり激しかったので、お互いに

「もし家族じゃなくて、同じ学校のクラスメートだったとしても、絶対に友達にはなっていなかったと思う」

とそんな風に評していた。

 

ともあれ、沢山喧嘩をしたからだろうか。

それとも、2人とも結婚して家庭を築き、郷里を離れ、別の場所に住んでいるからだろうか。

今は、程良い心の距離感で付き合っていっているし、信頼も尊敬もしている。

 

さて、倅の現地校の友達にも姉がいるらしい。

それで『しいたげられ談義』に興じたらしいが、姉という生き物はなかなかに手強いようだ。

仲が良い時は、2人でずっと一緒にいて、わちゃわちゃしているのに、いざ喧嘩が始まると、どうにも激しい。

娘と倅では4歳差なので、どうしても腕力は娘の方にある。

しかも口まで達者だから、倅は毎回負け戦をしている事になる。

 

数年後、娘の背を抜いて、倅の成長が追いついてきたら、立場が逆転するだろうか。

 

何となく倅の場合は、いつまでも娘に頭が上がらないようになりそうだけど、お互いに上手に感情をコントロールして、程良い心の距離感で生きていけれるようになったら良いなと思っている。