ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

自由研究の思い出。

今週のお題「自由研究」

 

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その昔、我が家では鈴虫を飼っていた。

虫が苦手な私でも、鈴虫の世話はしていた。

スイカを切ってあげたりして、結構マメに世話をしていた気がする。

秋になると、雄は羽を擦り合わせて音を出す。

繊細なその羽音は、聴く者をうっとりとさせた。

 

さて小4の自由研究で、私は模造紙に、『鈴虫について』を書いた。

オスとメスの違い。どうやって鳴くのか。食べ物。飼育の仕方なんかも書いたように思う。

教室の後ろの壁に貼られたのを覚えている。

 

その力作を押し入れに閉まっていたのだが、2年後に妹が引っ張り出して、自分の自由研究として学校に持って行ったのには呆れた。

名前を書いていたわけではなかったし、担任も違うからバレやしなかったけど、妹は昔からお調子者だったと思い出してしまった。

 

そんな妹も、今や思春期真っ只中の男子2名の母である。

PTAでは長年副会長を務め、学童保育や趣味では多才を発揮している。

時々見せてくれる動画で、現在、妹が何に夢中なのかが分かる。

紆余曲折あった彼女の半生も、持ち前の逞しさで精力的に突き進んでいっているようだ。

 

久々に妹と話がしたくなった。

今日はもう遅いから、明日電話をしてみようかな。