『Warriors 』は、日本では『ウオーリアーズ』として知られる第4期シリーズまで翻訳されて発刊されているエリン・ハンターのファンタジー小説。
森に生きる野生の猫の激しい生き様を描いた大作である。
一匹の猫が主人公というわけではなく、『進撃の巨人』風にいえば、「役目を終えたら即退場」する形態をとっており、血生臭い退場が時には起こり、複数の猫が主役交代を余儀なくされ、今でも続いている。
決して毎回ハッピーエンドのような生優しいものではなく、厳しい猫社会の現実を突きつけられている描写も多々ある。
しかしこれが動物好きの子供達の心に響くようで、全米のみならず、ドイツでもヒットを飛ばしており、沢山のファンが考察動画を出している。
日本語版の挿絵は可愛いのだけど、ドイツで売られている本だと滅茶苦茶リアルでカッコイイんだな。
こちらは英語版。ドイツでもこんな感じの猫の絵。
さて、そんな『ウオーリアーズ』のクソかっこいい猫達のイラスト手引書が出ていた。
『ウオーリアーズ』のキャラクターをモチーフに、猫の基本的な動きや目や表情等、詳細に指導している。
「君だけの戦士猫を作ろう!」なんて謳い文句まで入っており、パーツ毎に分かれて描く練習できる空白ページまである。
娘も当時影響を受けまくって、友達と2人で似たような小説+挿絵を書いていた。
果てしない猫達の戦いの物語。
これからの展開が楽しみでもある。