ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

電話ボックスの図書館

今日は週に一度の宿題交換日だ。

倅と共に徒歩で小学校に行く。

倅はキックボードで行きたそうだったが、運動不足だし、何より風が強いから、一緒に歩こうと提案した。

昨日は1日中雨が降っていたから、雪もほぼ溶けてしまった。

春もすぐそこまで来ているのか、空気が暖かだった。

 

小学校に行くついでに買い物をした。

久し振りの買い物だ。

FFP-2マスクをするようになって、めっきり買い物をする回数が減ってしまった。

やっぱり1枚5ユーロ近いマスクなんて、勿体無くてなかなか使えない。

 

 

さて買い物を済ませ、小学校に向かう途中、こんなものがあった。

 

 

 

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テレフォンボックスの図書館

 

使われなくなったテレフォンボックスが小さな図書館になっていた。

図書館と行っても無人なので、勝手に持っていって、気が向いたら戻す、というやり方になるのだろう。

 

中身はこんな感じ

 

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コロナ禍でステイホームの為、読書をする人が増えたらしい。

今は図書館も本屋も開いてないので、こういうのを利用するのも良いね。

 

そういえば、夫の日本の留学時代の東南アジアの友達が、ドイツに遊びに来た時のこと。

ドライブをしていたら、畑に花や野菜が植えてあり、お金を入れる小さな木箱があるのが見えた。

木箱の隣には1ついくらと書かれてある看板が立っていて、欲しい人はそこにお金を入れて、自分で好きなものを持って行く。

それを見て、友人は驚いていた。

「自分の国では、こんな事はできない。泥棒が多いから、もしやろうものなら、絶対にお金なんて入れられないよ。ドイツは安全なんだね」

 

もう20年も前の話だ。

今は難民が押し寄せてきて、そんなに安全ではなくなってきている。

難民のせいばかりではないが、人口が多くなると、色々な考えの人が出てくるので、どうしても犯罪率が高くなる。

閉鎖的な分だけ、昔は近所付き合いもあり、のどかだった。

どちらが良いかは分からないけど、今を精一杯、後悔ないように生きなければ。