ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

明日から帰国します。

現在ドイツでは30℃くらい。

恐らく、パリでもそのくらいの気温になっているのではないか。

アサクリ問題以来、思う事は多々あるが、ここではそれを控えよう。

 

日本チームはメダルラッシュだそうで、海外に住んでいる身としては、彼等の健闘ぶりは自身の励みになる。

スケボー部門でも男女共に日本人選手が金メダルを獲ったとか。

大変喜ばしい事だ。

 

スケボーといえば。

我が家にもある。

 

つい最近、行きつけのリサイクルショップで、倅が4ユーロくらいで買ってきた。

それで毎日ちょっとずつ滑る練習をしている。

 

個人的には、ローラースケートよりスケートボードの方が好き。(どちらも出来ないけど)

倅はバランス感覚が良いからすぐに上手くなるよと言うと、喜んで練習に励んでいる。

 

昨日の夕方、近所の友達K君が自転車に乗ってやって来た。

で、スケボーを持っていそいそと出かけようとするのだが、相手が自転車に乗っているので、足手纏いになっても遺憾と思い、キックボードで行かせた。

30分で帰ってくると言いながら、帰ってきたのは3時間後だった。

つまり20時となる。夏だから確かに外は明るいけれど、私達は滅茶苦茶心配して、娘は探しに出かけ、夫も早々に仕事を切り上げ、帰ってきた程だった。

12歳にもなって、何故、ここまで心配してしまうのかというと、倅は小さい頃から行方不明になる事が多かったからだ。

多分、私達の中では、その感覚が未だに抜けきれないのだと思う。

それにドイツでは老若男女問わず、移民難民による犯罪に巻き込まれるケースが多いのも心配の要因でもある。

今回は、AirTagを忘れて行ったのもあって、何処にいるのかすらも分からず、留守番係の私は家で悶々としていた。

 

当の本人は涼しい顔で

「皆、心配しすぎだよ」

と言う。

どうやら、K君の友達のP君も合流して、スケボーができる場所で遊んでいて、時計を見るのを忘れてしまったらしい。

楽しかったのは分かるけど、家族に心配かけさせるのは良くないと厳重に注意した。

罰として、補習校から出された数枚程ある夏休みの漢字の宿題を仕上げろと言うと、一晩で仕上げていた。やれやれ、これで日本滞在中は、現地校の復習に集中できるのはありがたい。

てか、私がいると甘えるのか、ちっとも進まないわけね。

国語辞典と漢字辞典を駆使+分からないところは姉に聞いてやったらしい。

 

確かに私は心配しすぎて怒ってしまった。

それでも少し嬉しいんだよ。

だって仲良く遊べる友達が、徐々に増えてきているのだもの。

さっきも誘いにやって来たけど(しかも1人増えてるし💦)、流石に今日は明日の準備もあるし、無理だからごめんねと断った。

 

さて、明日からいよいよ日本帰国となる。

当分の間、ROM専に徹し、少しでも足跡を残せれたらと思っている。

日本は猛暑だそうで。

今から戦々恐々だが、子供等も祖母も楽しみにしているし、私も充実した時間を過ごせれたらと思っている。