現地校の終業式は滞りなく行われた。
娘の袴姿は大好評だったようだ。
コメントをくださった皆様、流石に鋭いですね!
そうです。あれは浴衣と袴を組み合わせたものです(⌒▽⌒)
元々、補習校の卒業式に袴を着たいと娘が言っていたので、練習がてら着させる事にしたのだが、上げをしている着物が、あの浴衣と、卒業式用に着る袷の着物しかなかったのだ。
着物好きな母が、娘が小さい頃に上げをしてくれていた浴衣の肩部分のみ下ろして、裾はそのままにしていた。
娘が現地校でも袴で行きたいと言うから、時間がなかったのもあって単衣を急遽上げするより、上げしている浴衣をそのまま使おうと思い立ったのだ。
前々回に美容院で浴衣を着付けてもらって、家族写真を撮ったのだけれど、長襦袢を着て、着物風に着せてもらった。こういう着方もあるのかと目から鱗だった。
それもあって、今回は着物風に着た浴衣(つまり長襦袢ありですな)に袴となった。
私が都合で、着付けを手伝う事ができなかったので心配していたが、1週間前から、毎日少しずつ練習をしていた甲斐があって、自分でちゃんと着れるようになっていた。
海外で着物を着るチャンスは余り無い。
それに実は幼い頃に、あの浴衣を着て、夫の友達の誕生日会に呼ばれ、長時間過ごさなければならなかった娘にとっては、ある意味リベンジだし、何より、着物好きになってくれて良かった。
そして夜には、習い事の日本の某武術の昇級試験に無事合格した。
途中567禍もあって、通常よりものんびりペースではあったが、ぼちぼち帯の色が変わってきていて嬉しい。
この道場では、長年継続して通っている子供に、先生から特別に『袴』を贈ってもらえるらしい。先生にとって『袴』はそれだけ尊い物なのだが、他の道場では、趣味で袴を集めている子供もいて、合宿に行く度に、ちょっとしたカルチャーショックを受けるようだ。
まあ、人それぞれですよね(^^;;
※※※※※
倅は先生からの言い付けで、子供用ゼクトを2本持っていった。
皆で乾杯するのだからというので、倅用にプラスチックのコップも持たせた。
帰ってきた倅に聞いてみると、なんともう1人、ゼクトを持ってくる筈だったアルバニア人の意地悪君は忘れていて持ってこなかったらしい。
更に倅と現学級委員のウクライナ人のイワン(仮名)君しかコップを持ってきていなかったらしい(~_~;)
それで先生は
「じゃあ、6年生になった初日に乾杯しましょう!」
と言って、何処かに持って行ってしまったという、、、
うん、、、なんかね、、、やっぱり適当だよな〜
イワン(仮名)君がコップを持ってきていなかったら、てっきり倅の勘違いかと思っていたけど、そうか、今回は皆が夏休みに浮かれ気分でいて、すっっかり忘れてしまったのだろう。(と、いう事にしておこう)
そしてあれだけ口酸っぱく、他人に迷惑をかけないようにと倅に言ってる自分が、少々馬鹿らしく思えてきた。
日本人って真面目な性格の人が多いですよね。
それは大変美徳だと思うけれど、ちょくちょく損な気持ちになってしまうのは私だけかしら(−_−;)
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