ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

このままだったら良いのに。

最近、ずっと粥か雑炊を食べている。

というのも、休暇中から子供の体調が悪くなり、その為、消化の良いものを一緒に食べているからだ。その内、もう1人の子供まで体調が悪くなり、更には私まで体調不良になった。

それでどうしても、連続して、消化の良い食べ物を食べざるを得なくなっていた。

体調が絶不調に達した時は、流石にもう三食粥で済ませてしまった。

一足先に健康体になった子供等には普段通りの食事を与え、自分は粥を啜る。

本当はコッテリしたものとか欲しいけれど、体が受け付けない。

そんなある日、ふと体重計に乗ってみると、なんとここ数日間の粥生活で体重が3kg落ちていた。

フォーマルなワンピースを新調しないといけないかもと思っていたが、大昔、娘太り時代に作ってもらったワンピースが着れたのにも驚きだった。

もっと細い時に自分で買ったワンピースは、流石にもう無理だが。

考えてみれば、中年太りはしているが、体重は娘太り時代と大して変わらないのか。いや〜デザインがどの年代でも着れるオーソドックスなもので良かった。お母さん、ありがとう!

 

健康になっても、調子に乗って食べまくるような事をせずに、このワンピースが着られる状態を保ちたいものだ。

 

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倅は読書をするより映画や動画を観る方が頭に入るらしい。

読書の楽しみを持ってもらいたいと思い、今まであれこれ工夫してやってはいるものの、なかなか自分から進んで読もうとはしなかった。

否、読んではいたが、図鑑や地図帳、もしくはギネスブックのようなものが多かった。

しかし、最近学校でドイツについて学んでおり、それが彼の読書熱に火を点けたようだ。

我が家には沢山の書物がある。

夫も娘も、そして私も読書家なので、何かある度に本が増えていくのだ。

その中にはほぼ定期購読に近い割合で購入している子供雑誌があり、そこにドイツについての回を見つけると、娘の部屋から取っていき、昨夜は遅くまで読み耽っていた。

ただでさえ、睡眠が浅いのに大丈夫だろうかと心配にはなるが、倅が目を輝かせて、ドイツの様々なエピソードを話してくれると嬉しくなってくるのだ。

 

この読書熱がこのまま続いてくれたら嬉しいな。

 

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『進撃の巨人』完結編の前編が3月3日に公開された。

なんと1時間というではないか。

てっきり毎週30分で放送してくれるのかと思っていたよ。

しかし今回も素晴らしかった。

特にハンジさんの死闘シーンは胸に迫るものがあり、いつの間にか目から涙が出ていた。

緊迫したシーンが多い中、唯一の癒しとなったのが、アルミンとアニの初々しすぎる告白シーン。それをちゃんと察するミカサもまた、エレンを愛してるだけの事はある。

これからの展開は絶望しかないのだけれど、それでもついにここで最終章を迎え、それをきっちりと描いてくれる制作会社で本当に良かったと心から思う。

戦闘シーンはさすがとしか言いようがない程、迫力があった。

巨人が地慣らしをするシーンは、これが実際に自分の身に起こったらと考えると恐怖でしかない。

他にも書きたい事は山ほどあるが、なかなか上手く筆にのせることができないのが口惜しい。

後半は今秋にあるそうだ。

今から楽しみだ。

 

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娘のクラスのライバル君は、娘と腕相撲をしたいらしく、再三申し込むが、いつも娘から

「いつかね」

とあしらわれる。

「いつっていつだよ」

「んー・・・その内に、ね」

娘は知っている。それは永遠に来ない事を。

ライバル君は小柄ではあるが、クラスで1番すばしっこくて運動能力が高いのだ。

そんな彼に腕相撲で勝てるわけがない。

しかも小柄といえど、彼は男子なので、やっぱり腕力の差が出てくるので、しない方が無難というものだ。

「せめて指相撲なら良かったのにねえ」

と指相撲なら勝てる自信がある私は独りごちた。

 

思春期ともなると、青春真っ盛り春真っ盛りな子供達も多いけれど、娘はもうちょっとこのままでいてくれて良いよ。