先週はトルコ・シリアの大地震があり、トルコ移民が多いドイツでは、授業前に黙祷を捧げた学校もあるのではないだろうか。
娘の学校では、教師自身がトルコ移民3世や4世もいるので、授業の度に黙祷を行っていた。
また寄付や募金やらを募る学校も多かった。
世界中の国々が救援物資や部隊を送って、救出作業に取り組んでいるようだ。
現在戦争を行っている国も、救援部隊をトルコやシリアに送ったと聞いた。
これを機に、戦争を終わらせてほしいとも思う。
さて、学年が上がるにつれて、また先生の指導方針にもより、テストの点の付け方が変わってくる。
他にも急に研究発表をさせられたりするが、こういった提案にフレキシブルに対応できる生徒の方が高評価に繋がってくるようだ。
筆記試験のみならず、普段からの授業態度や口頭試験や研究発表の結果も反映されるのであれば、どの生徒にも得点を狙えるチャンスがあるというものだ。
物静君は筆記試験では常に首位だが、大人し過ぎるのが災いして、討論の成績や授業態度が反映する成績が芳しくなくて、ショックを受けていた。しかしこういった挫折(?)というのも、多かれ少なかれ必要なんだと思う。
土曜日、いつものようにミュンヘン日本語補習校に行ったが、子供達が玄関ロビーで、卒業式に歌う『あとひとつ』を練習していた。
少しの間だけ、そこにいて聞いていたが、3年前に一生懸命練習をしていたにも関わらず、結局長期ロックダウンで卒業式ができなくなったのを思い出した。
やっとリベンジできる。実に感慨深い。
家に帰ってから、子供等と練習がてら何度か歌ってみた。
翌日の日曜日に、娘と卒業についてあれこれ話した。
「私が1番感謝しているのは親」
と言われ、嬉しいやら照れるやら。涙が出た。
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