ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

昨年度の思い出。

生徒会長の権限

 

娘の8年生の時の担任のケロヨン先生は、生徒にも人気がある生物教師だ。

どうして人気があったのだろうかと思うにつれ、恐らく、気取らない性格で、至極人間的なのではないか。えこ贔屓はないが、自身が顧問になっている生物部とカヌー部をこよなく愛している。要するに、はっきりした性格なんだろうと思う。

 

娘の学校の音楽室は通常は空き部屋となっているが、鍵がかかっているわけではないようだ。

それで娘のクラスメートのライバル君が、時々ピアノを弾いている。

彼が弾くピアノ曲は、クラシックではなく、ゲームの楽曲で、しかも相当上手いらしい。

娘の学校には、生徒達から怖がられているリアルスネイプ先生が音楽教師として君臨していて、彼とピアノ対決までしていた。リアルスネイプ先生は、耳コピで完璧にライバル君の弾いた曲を弾いた。

ライバル君が緊張してしまい、この対決は先生の勝ちとなってしまったが、この夢の対決がまたやって来るかもしれない。

 

ケロヨン先生に話を戻すと、先生は勝手にピアノを使って良いものかと、偶然そこを通った生徒会長に聞く辺りが面白い。普通は、先生の権限でもって、

「そんな事をしては遺憾」

と、即ライバル君に注意をすると思う。

会長も会長だ。

「俺が許します」

と答えるとは。

結局、休み時間中、ライバル君はピアノを存分に弾く事ができた。

 

 

ところで、耳の不調を訴えて病院に通っていた夫だが、どうやら外耳道炎だったようだ。

始めは片耳のみだったが、そちらが落ち着いてくると、もう片方も悪くなり、結局両耳とも患う事となった。

その間、痛みで眠れず、食欲も全く出ずで、本人的に相当キツかったようだ。

余りの体調不良で1週間くらい欠勤してしまったが、ようやく抗生物質が効いて痛みも減り、それに伴い、頭痛も落ち着いて、今週から出勤している。

ただ難聴になってきてはいるので、また新たな薬を処方され、来月にはコントロールで受診する事となる。

ストレス性のものだろうかと心配していたので、取り敢えず原因が分かって良かった。

たかが耳、されど耳 ですね。

皆様、ご心配をおかけしました。

⭐️マークや夫を気遣うコメントを下さった方々に、感謝申し上げます。