ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

共同作業となると。

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娘は現在ギムナジウム8年生(中2)である。

音楽の授業では、くじで選ばれたパートナーと共に、パワーポイントを使った研究発表をしなければならないそうで、娘はパートナーとチャットで連絡を取り合いながら、自宅のパソコンで睨めっこをしながらパワポ作りを勤しんでいる。

今でこそ、対面授業をやっているが、一時期は、コロナ禍に伴うロックダウンで、パソコンを使ったオンライン授業の普及が加速していた為に、大人の自分以上に、子供の方がなんでもよく知るようになり、パワポも夫に少し教えてもらったくらいで、結構できるようになっていて頼もしい限りだ。

 

研究発表はパートナーとするので、それぞれの持ち分とか決めてるの?と聞いてみるものの、曖昧な返事しか返って来なかった。

再来週はカーニバル週間で学校が休みとなるだろうから、それまでに先生も発表を終わらせたいのではないか?  いやいや、それとも休み明けとなるだろうか? 通常ならば、発表の日は、研究発表をすると決まった日に知らされるのだが、いかんせん、相手は生徒が恐れるリアルスネイプ先生だ。いつ発表するのか、はっきりと教えてもらえなかったらしい。

 

そんな中、勇敢な生徒が手を挙げ発表をした。

明らかに自分のみがパワポをやった事を全面的にアピールした生徒もいたらしい。

自分だったら、協調性を思うあまり、パートナーが何もしなくても、一応同列に書いておくだろうけど、やっぱりモヤモヤしてしまうかもしれない。

そう考えると、彼がやった事は、寧ろ後腐れがない気がする。

 

パートナーがちっともやらない人だったら、本当に最悪。

それにより、成績の優劣が決まってしまうし。

自分のパートだけをやって、後は知らん、では済ませれない場合もある。

共同作業って、こういう時が難しい。