ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

端午の節句に。

 

今日は子供の日ですね。

旧東ドイツでは子供の日は6月1日、東西が統一されてからは旧西ドイツの9月20日に制定されたようだ。

それでも旧東ドイツ出身の夫は今でも6月1日を子供の日として、子供達にプレゼントを贈っている。

私も5月5日に、子供達と一緒に鯉のぼりを折り紙で折ったり、チャンスがあれば柏餅を買って食べたりと、子供の日に因んだ事をやっているので、似た者同士ではある。

 

残念ながら、我が家には、立派な鯉のぼりや兜の置物はない。

唯一あるとすれば、その昔に夫が日本留学時代に贈られた色紙くらいだ。(写真参照)

贈り主曰く、

「家族の着るもので作った作品は願いがこもって子供が元気に育つ」

だそうで、色紙の鯉のぼりも大変趣がある。

 

 

さて、倅の音読を聞きながら、まったりしていると、携帯に仕事の案件が舞い込んできた。

倅が学童を辞めたのを機に、仕事はほぼ休止状態ではあるが、こうして時々声をかけてくれるのは非常にありがたいと感謝するのと同時に申し訳ないとも思う。

経緯を話し、謝罪してから電話を切ると、倅が寄ってきて

「お母さん、仕事をしたいなら、僕、学童に入るよ。この近所には学童は沢山あるし、僕なら大丈夫だよ」

と言ってくれた。

もうそんな気遣いができるようになったんだね。

子供の成長を嬉しく感じながら、それでも今はもう少しだけ、このままでいようと思う。