ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

2点について、思う事。

今日もまた良い天気だ。

カーニバル休暇となるので、現地校は1週間の休みとなる。

クラス内外、職場内外で、コロナ陽性者が続出する中、子供達も夫も陰性のままで持ち堪えた。

良かったと安堵する反面、毎回行われるコロナテストに疑問を感じている。

偽陽性になる人もいるから、キットそのものは完全ではない。

中には学校に行きたくなくて、わざと陽性にする子供もいるらしい。

よくそんな悪知恵が働くなと呆れてしまうが、そんなものに頼って陽性者を炙り出しても、結局は無意味だという事だろう。

ほぼ毎日、ドイツ国内の何処かで行われているコロナ散歩では、マクスをしていない人達が集まって街中を練り歩いているが、個人的には余程健康的に見える。

大人は現在、FFP2マスク着用義務が公共の室内ではあり、偶然中年女性のマスクの中身を見たら化粧がぺったりついたものだったり、男性も何度も使ったような薄汚れたマスクを着けていたりしている人もいて、そんな人ばかりではないけれど、余計に不健康だと思う。

 

さてロシアのウクライナ侵攻が始まった日から、子供達の学校でもその話で持ちきりとなっている。

ギムナジウムのみならず、小学校でも、である。

学校には、ロシア人もウクライナ人もいるし、友達やクラスメートもいる。

キエフに親戚がいる人もいる。

私の友人にもウクライナ人がいて、彼女の母親はキエフに住んでいる。彼女とずっと連絡が取れないでいるので、とても心配している。

倅の担任は、子供達に現在の状況を分かりやすく説明したようだった。

夫が見た動画では、ドイツに住んでいるウクライナ人の夫婦が入院している父親を訪ねてキエフに戻った時に侵攻が始まってしまい、ウクライナ大統領が、男性の出国禁止を命じた為、妻と離れて武器を持って戦わなければならないという。こんな不条理ってあるんでしょうかね。

 

コロナ散歩はウクライナ侵攻から、一部戦争反対のデモに変わった。

 

戦争反対 なのは、誰でも理解できるのだが、何をどうすれば、戦争をしないで済むのか、そして起きてしまった戦争から何を学べば自国を守れるのかを模索しないと、結局は何度でも同じ事を繰り返してしまうのではないか。

今の現状を見るに、人間は全く学んでいないということなんだろうか。

 

アメリカ合衆国は軍隊をドイツの方に派遣するとか、ドイツはウクライナに武器を給与するとか、また様々な国がロシアに経済制裁を加えるという話を読んだ。ポーランドやルーマニアでは、ウクライナ難民を受け入れるという。果たしてそれが本当に有効なのか、私には分からない。

 

そんな風に考えるのは、身近に難民出身者が沢山いて、困ったちゃんがそれはそれは多いから。

物価が上がってしまい、経済的に困窮するのが目に見えてるから。

ともすれば、戦争に巻き込まれてしまう可能性もある??とすら考えてしまうから。

話が飛躍してしまい申し訳ない。夫にも笑われたが、それでも何があるか分からないもの。。

こんな事を書くと、批判されるかもですが、、、

 

プーチンさんは昔、ドレスデンにいたんですよね。

だからドイツ語も堪能で、ドイツ人も彼の事を評価している人が多かったと思う。今迄は。

数日前まで、ウクライナ人の若者がニコニコ笑って

「戦争になってほしくない」

と語っていた動画を見るにつけ、恐らく、殆どの人がこんな事になるなんて思いもしなかっただろう。

 

戦争が悪なのは当然だ。

今更ですが、本当に他に方法がなかったのだろうか。

巻き込まれている国民はたまったもんじゃないけど、一方的にロシアだけが悪いというのも違うと思うんだよなあ。。。