引っ越しをしてから、娘の習い事である某日本の武術をやっている場所が格段と近くなった。
倅の小学校の体育館の一部を使っているのだ。
つまり、徒歩5分くらいの場所となる。
それでも冬は特に暗くなるのが早いので、一緒に歩いて送迎をしている。
夫には呆れられ、笑われたりするが、別にどうだって良い。
今はコロナ禍なので、親は館内に簡単に入る事は許されない。(陰性証明書が必要となる)
なので、門を入った所でお別れとなる。
迎えにいくのも、その辺りで待つ事になる。
同じように外で待っている親も数人いてお喋りをしているが、非社交的な私は大体離れた場所で、娘を待っている。
倅の道場は遠方で、冬は外で待つのも辛いくらい寒い。
現在は路面電車とバスで行く為だけに陰性証明書が必要となるので、流石に断念した。
娘はもうすぐ14歳になり、青年用コースに移るようになる。
だから暖かくなって落ち着いてから、今度はこちらの先生に倅もお世話になっても良いかなとも考えている。
されはさておき。
娘と一緒に雑談をしながら歩いていると、いきなり猛ダッシュされた。
聞けば、敵に隙を与えないようにするのだという。
見えない敵とでも戦っているのだろうか。
そう思っていると、気付かぬ内に、ぬかるみにハマってしまった。
そうか、、、、見えない敵は足元にいたのだな。
油断大敵だわね。