ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

笑顔の理由。

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フェイスタイム中にエフェクトで遊ぶ父子

 

全く、夫は容赦がない。

今朝、倅のクラス写真を見た夫は倅を注意したのだ。

「倅君だけ、どうして明後日の方角を見てるんだ!?」

 

そうなのだ。

倅は野外で撮ったクラス写真で、目はカメラを向いておらず、表情も虚ろだった。

 

倅は注意欠陥多動性障害と自閉症スペクトラム障害を併せ持っている。

発達障害を持っている人は、目が合いにくいと聞く。(確かに、なかなか目が合いません)

更に無表情な事が多く、その為、何を考えているのか分からない人もいるらしい。(家族といる時は、外でも顰蹙と失笑を買うくらいテンションがやたら高くて表情が豊かだけど、1人の時はどうなんだろ?)

 

定型発達の人だって、ちょっと気を抜かしてしまったら、目を瞑ってしまったり中途半端な笑顔になったりするではないか。

そんな事を言ってフォローしてみたものの、夫は全く耳を貸さない。

 

そりゃあね、せっかくの思い出に残る記念写真が、バッチリ写ってない状態では残念なのは仕方ないのかもしれないのだけれど。

それでも言い方ってあるだろうに。

 

当然、倅は凹んでしまい、朝から寂しそうにしていた。

 

自分の事を棚に上げてキツい事を抜かす夫を諌め、倅をフォローした。

 

大体写真撮影なんて、私だって苦手だ。

だから専ら撮る方が専門になっている。(それでも下手糞で恥ずかしいのだけど)

ブログでも素敵な笑顔の動画や写真を載せている方がいらっしゃり、いつもほっこりさせられる。

 

まあ、鏡を見ながら口角を上げる練習をするとか、とっておきの日にとっておきの顔を作れるように練習するとかした方が良いのだろうな。

笑顔は人を幸せにするし。

 

と、『セクシーコマンドー部すごいよ!!マサルさん』を観て大爆笑をし過ぎて、その後の夏休みの課題ができなくなってしまった倅を見ながら考えてしまった。