今週は倅の特性が強く出てしまっていたようで、金曜日にはスクールカウンセラーから電話がかかってきた。
どうやら1〜2時間目の体育の時間に男子生徒2名に言いがかりをつけられて、それを上手く流せなくて、悲しくなってしまい、でも自分で解決できなかったからスクールカウンセラーにアドバイスを求めたようだった。
結局、緊張していた糸がぷっつり切れてしまったようで、その場で号泣。カウンセラーも困ってしまい、下校は1人ではさせれないから私に迎えに来てほしいと言われた。
因みに、授業中は泣くのを我慢していたらしい。
泣き虫小僧が、泣かずによく頑張ったね。と言ったら、甘過ぎると怒られてしまうだろうか。
翌週の水曜日に担任と面談をするが、案の定、この辺の話となりそうだ。
担任からも聞いていると言っていたから。
倅の特性故に、疲れてくると、どうしても上手くコントロールができなくなってきているのだろう。定型発達の人でも疲れがピークに達すると、色々問題が出てくるのだもの。発達さんも同様だよね。
ただ、その度合いが大きいのだろうし、過剰に反応をしてしまうのだろう。
クラスにいる自閉症児の加配も倅がとても緊張していて、見ていて痛々しかったと。
カウンセラー的にはセラピーを受けて、そういった時にどうしたら良いかを学習したりするのが良いのではないかと言われた。
夫や倅はセラピーに関しては批判的だが、個人的にはやってみても良いと思う。
グループセラピーならば、そこで知り合った人とも交流が持てるわけで、彼等と味方同士になるかもしれない。倅には味方が必要だと常々思う。
いずれにせよ、病院からの診断書が必要となるので、現在予約待ちだと話した。
そして今回言いがかりをした男子生徒2人とは、カウンセラーもしくは担任立ち会いのもと、倅も含めて話し合う事となった。
倅からしたら、そこまで大きくしたくなかったらしい。もしそれをしたならば、きっとまた嫌味を言われたりするだろうから。なので、カウンセラーに相談したのは間違いだったと文句を言っていた。
それはどうかは分からないけれど、夏休み前というのは、兎角何かありがちで、倅でなくても色々問題を抱えている生徒が多い。
現に、このスクールカウンセラーはその日の予約を全てキャンセルして、倅の為に時間を割いてくれた。それだけでもありがたいと思う。
私は月曜日の14時にカウンセラーと面談を持つようになる。その時に、上記の話し合いの結果を教えてもらえるようになる筈だ。
金曜日の夜は、習い事の日本の某武術に行ったが、ここでは問題はなかった。
クラスメートのC美ちゃんも来ていたようで、彼女に夏休みの予定を聞いたら、フランス旅行に行くと言われた。
「僕は日本に帰国するんだ」
と話したら
「じゃあ、葉書を送ってね」
と言われたらしいが、彼女の住所を知らないので無理じゃんとなったようだった。
そういえば、久々に遊びに来た小学校時代の元同級生の友達は、夏休みにはイタリア旅行をする予定とか。私達だって、夫の故郷ザクセン州に行く際には、毎回チェコに立ち寄って買い物をするし、欧州は地続きだから、日本の国内旅行くらいの感覚で行けるんだよね。
英語は勿論、フランス語やイタリア語を習ってる人も多いし、ドイツ近郊の外国の街だとドイツ語が通じる場合も多いから、敷居が余計に低くなる。
C美ちゃんの記事です↓
chiriyama-nikki.hatenadiary.com
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翌日の土曜日は、ミュンヘン日本語補習校で体験学習という名の1泊2日の合宿があった。
今回は倅も初参加だ。今年度で卒業となる娘は最後の参加となる。
倅の初参加に娘がいてくれて心強いのもあるが、娘は娘で、倅がいて嬉しいのではないかな。
朝、家族で集合場所のミュンヘンのバスステーションに赴いた。
合宿場は湖畔近くにあるそうだが、今日に限って気温がまた下がってしまい、散々悩んで、防寒着を持たせていて正解だった。待っている間もとにかく寒かった。
今回、娘はグループの班長になったようだ。（幾つかの小グループに分かれて活動を行うらしい）
先日は副班長の後輩達と一緒にテレビ電話で長時間、オリエンテーションの出し物を話し合っていた。幸いにして、日本語が強い後輩達だったようで、全てを日本語で話していた。
こういうの、久々じゃないかな。
私はそれがちょっと嬉しかったんだな。
その後、帰国する便の席を予約しておこうと思い、空港に行ったのだが、どうやら昨日天候上のトラブルが起きて、荷物が届かないとの事。それで沢山の人が疲れ切った表情で、サービスカウンターに集まっていた。
私達の番になったが、その後また何時間も待たねばならないようで、暫くは待っていたものの、もう今回は諦めて、明日子供等を迎えに行く時に再度来ようと空港を後にした。
急な天気の変化に夫は頭痛がするらしい（涙）
体験学習では子供達はデジタルデトックス状態となるので、いつもと違う時間を過ごせているのではないか。
次週での二者面談を考えると私も頭が痛くなるが、絶対に良い方向に転じさせるんだと強く願って、この週末を過ごそうと思う。
◆◆◆おまけ◆◆◆
夫が貰ってきた大きなパン。
今晩はこれを食べるのが楽しみ♪
