ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

作家先生、来たってよ。

ギムナジウムでは、長期休暇前に課題図書が出され、子供達は否応なく、それを購入して読むようになる。

大昔、夫も愛読した書籍から最近流行りの作家の本まで多種多様で、ドイツ人作家のみならず、外国人作家の本のドイツ語訳を読んだりもする。

 

今回、娘達10年生(高1)は、ミュンヘン在住の50代くらいの男性の作家の書籍が課題図書として出されたので、日本に一時帰国する前にAmazonで購入して、日本にも持っていった。

とはいえ、結局、日本では一度も本を開かずに終わり、夏休み最後の1週間で読んでいた。

 

新年度最初の国語の授業で先生曰く、この作家を学校に招待したという。

それが10月16日となったわけだ。

 

その前にしっかり読んで、質問の準備をしていた子供達(多分)。

幾つかの質問が投げかけられた時に、15分間きっちりと答えを語ってくれるような真摯な態度の作家に好感度が上がったようだ。

因みに、この方は、作家業のみならず、ドラマのシナリオを書く仕事もしている。

娘達と同じくらいの息子が2人いて、次回作は、息子の1人が体験したトラウマをモチーフにして書くのだとか。

勿論、娘も質問して、サインをもらい、写真まで一緒に撮ってもらえたらしい。

 

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ところで、日本から船便で送った荷物の第一便がやっと届いた。

税関料として20,40€も支払った。やれやれ

日本で何が1番変わったと驚いたのは、国際郵便が恐ろしく送りにくくなった事だろうか。

小包とかの郵便そのものが国内外問わず変わったのかもしれないが、スマホやタブレットでの操作で宛先等を設定しなければならない。

これが本当に面倒で,高齢者や機械音痴な人には、至難の業となるような気がする。

ある程度,電子機器に慣れている実妹ですら、分かりにくくて海外に住んでいる私や友達に送りたくても送れないと言っているのだから、緑内障持ちの高齢者の母なんかは,もう絶対無理。

郵便局員も「規則だから」代わりにやってくれないらしい。

私の場合は、郵便局員に教えてもらって四苦八苦しながら何とか送った。(教えてくれるけど、代わりにするのは駄目って事か)

何回か自分でやっても上手くいかなくて、近所の郵便局に荷物を持って行って、そこでもまた郵便局員と一緒にスマホで確認しながら送った。

その甲斐あって最後の荷物を送る時には一発でできるようになっていたが、これもある程度集中して、何回かやっていたから出来ただけであって、数年後に帰国して、日本で郵送するようになると、また手順を忘れてしまうんだろうな、、(ーー;)

まあ、仕方ない。

その時には、また教えてもらおうっと。