ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

休暇最終日。

 

現在、我が街はカーニバル休暇で子供達は1週間の休みとなっている。

前半は、動物園やドイツ博物館に行った我が家であったが、後半は倅が少し風邪気味なので、家でのんびり過ごしている。

子供等は、もう少し休暇が長かったら良いのにとボヤいているが、そうも言っていられない。

私個人の休暇中は園芸やら手芸やらをやり、夜には子供等と絵を描きながら雑談をしたり、ボードゲームをやったりした。

 

さて娘の学校では、各教科で頻繁に討論会を行なっている。

今回は生物の授業であり、それはグループ毎に分けられて、さながら演劇のように登場人物になりきって話を進めるようになる。

例えそれが自分の意見ではないとしても、自分が演じる人物がAという考えであるならば、それを調べ、どうして自分がそう思うのかをまとめていかなければならない。

そして最終的には、どのような結論に至るのか、それは各グループ毎に委ねられるのだ。

 

娘のグループでは、娘1人が女子で、あとの5人は男子だった。理系クラスに所属していると、どうしても女子が少なくなってしまうのか、現在、女子の数は10人いるかいないかで、2つのグループになっているとの事。

男子はリア充グループ、ゲーマーグループ、カトリック四人衆にそれぞれ所属しているようで、大抵は、グループで行動している。

1番数が多いのはリア充グループで、15人くらいがゾロゾロとトイレに連れションに行って、なかなか帰ってこないらしい。

とはいえ、授業で割り当てられたグループは、先生が問答無用に決めていくので、例え、ソリが合わなくても、その時間は一緒に話し合いをしなければならない。

娘は大抵の人とはすぐに打ち解けれるので、こういったグループでの話し合いは楽しいらしい。

普段は滅多に話さないグループの人とも、討論や研究発表を一緒にする事で、意外に話しやすかったり相性が良かったりする。

逆に、例え普段は仲が良くても、共同作業となると全然向かない人もいるようだ。

ちょっと良いなあと思うのは、例えば、共同作業をしなければならなくても、本人が

「自分は1人でやりたい」

と言えば、それを認めてくれる事もあるのだ。

先生によっては絶対に認めなかったりするが、子供の意思表示が通る先生もいるのは良いなあと思う。

 

休暇後のテストや討論会に向けて準備をしていたのもあり、しっかり休めたとは言い難いが、明日からまた日常生活が始まる。

家族が健康で明るい生活が送れるように、私もサポートせねばっ