倅に毎晩本を読んで聞かせている中で出会った書籍です。
地球が誕生してからというもの、様々な種が生まれては消えていっている。
種が絶滅するのには理由がある。
大半が地球のせいではあるものの、中にはそうではないものだってある。
本著は、そうではないもの達にスポットを当てて、絶滅したであろう理由も書き記している。
一人称で書いてあり、イラストも面白い。
日本語だと、一人称であっても個性的だよね。
声を出して読むにあたって、私が抑揚をつけたりと工夫を凝らすのが、倅にとっても興味をそそるようだ。
※※子供達に読み聞かせをしている人からすると、そういう読み方は良くないと言われそうだが、私はこれでずっと自分の子供等に読み聞かせをしており、様子を見ていてもデメリットはなさそうなので、我が家はこのままでいっている。
で、読み進めていくと
敵がいなくて平和な暮らしをしていた生物が、大航海時代に人間がやってきて、ペットの動物を連れ込んで狩りを行ってしまったが為に絶滅してしまった。
というのが多かった。
それと、
平和な暮らしをしていて大型に進化を遂げた。
鳥類は飛べなくなったりした。
自分の食べ物がなくなってしまった。
というのも、絶滅の理由として主に挙げられていた。
娘がよく
「強い者が生き延びるのではなくて、その環境に順応できる者が生き延びる」
と言っているが、一理あるなと思う。
こちら続編もあるようなので、また機会があれば、読んでみるつもりだ。