最近、娘の指導の元、日本の某武術の基礎稽古をしっかりやっている倅だが、ボルダリングも時々やっているのもあってか、指の力もついてきたように思う。
そんな倅は時々、背後から私の肩を揉んでくれる。
揉んでくれるといっても、ほんの少しだけで、長続きはしない。
それでも結構力強く、丁度良い感じに一揉みして去っていくので、なかなか心憎い。
「上手くなったね」
と褒めると、喜んで再度してくれる。
とは言っても、相変わらずの一揉み逃げではあるが。
ある時、娘がいる前で倅の一揉みを褒めると、娘がやって来て
「倅君!私のお客さんを取らないで」
と言っていた。
娘は案外やきもち妬きである。
少し前に、私が整体でセラピーをしてもらった時も、
「お客を盗られた〜!!」
と嘆いていた。
娘は夜に按摩をしてくれる。
肘を使ってほぐしてくれるので、大変気持ちが良い。
我が家は小遣いをあげていない。
しかし按摩や倅に稽古をつけたら、バイト料として幾らかのお金をあげている。同様に、倅も事前に指定された手伝いをしたら、バイト料としてあげるようになっている。
夏休みも後半となってきたドイツの我が街。
そろそろ新学年度の準備を勉強方面でもするようになる。
夏休み初日から続けている娘の苦手なフランス語の問題集を少しずつやっていっているが、現在は予習の段階にきている。(1冊で復習→予習という風に移行できる問題集)
ギムナジウムから既に夏休み前に9年生用の教科書を貸してもらっていたので、現在はそれを見ながら課題をしている。
ほんの少しではあるが、こうやって課題をする事で、新年度早々、呆然としないで済んだら良いなと願っている。