昨日降った雪が今日には溶けていて、残念ではあったが、外は相変わらず寒い。
それで今日は1日中、家族とまったりと過ごした。
第2次世界大戦中にあったポーランド兵とヒグマの心温まる話から、熊の漢字について夫が
「能がある四つ足と教えてもらった時には、そのセンスの良さに感動した」
と言っていた。
ヒグマの話は前半にあります↓
夫は日本で日本語を学び、試験を受け、日本の大学に留学した。
その時に、日本語教師に漢字を教えてもらい、動物が好きな夫はとても感銘を受けたのだと言う。
倅が、夫の好きな動物のオオカミを思い浮かべたようで
「じゃあ、オオカミは大きい神様なの?」
と聞いてきた。
そういえば、夫も同じような間違いをしていたなあと思っていたら
「オオカミにも、クマみたいなセンスのある漢字ってあるのか?」
と夫に質問をされてしまった。
それで
「良いケモノで、狼となるんだよ」
と教えると、とても喜んでいた。
※※ケモノヘンはイヌヘンともなるので、『良いイヌ』で狼とも読めますね。
グリム童話なんかで悪名高くなってしまっているが、実際の狼は群れを成し、仲間想いで感情豊かな動物だという。
漢字の謂れは分からないけど、大昔は狼は悪い動物ではなく、寧ろ良い動物として定義つけられていたのかも!?
オオカミは犬の祖先だというしな。
漢字はこうやって色々なものに関連付けられるから面白い。
どういった経緯でこの漢字になったのか、想像力を膨らませる事もできる。
戦後、アメリカに漢字を廃止させられなくて良かったと、つくづく思う。