昨日は「13日の金曜日」だった。
2021年は8月13日しか「13日の金曜日」はないが、昨年なんかは、3月と11月に「13日の金曜日」があり、それはそれで盛り上がった(!?)ものだ。
「13日の金曜日」は、ホラー映画で有名になったが、イエス・キリストが磔刑になったのが13日の金曜日とされているから、とか、キリストを裏切ったユダが、最後の晩餐で13番目に席についたとされる事から、「13」という数字は、とかく忌み嫌われるようになったとされ、その日は不吉な事が起こるという迷信がある。
ともあれ、ドイツでも信じる人は、その日は事故を起こさないように注意したりしている。
私なんかでも結構迷信を信じてしまうタイプなので(13日の金曜日に関しては、別に信じているわけではないけど)、ドイツでは他にどんな迷信があるのか調べてみた。
・黒猫が左から右に横切ると不吉な事が起こる。
猫だけでなく、「黒い獣」は不吉だとされ、今でも動物保護センターでは黒い動物は里親が見つかりにくいとか。
ドイツでは黒猫は特に悪魔の配下と見なされていたからか、道を横切ると不幸が起こると言われている。
(但し、右から左に横切る場合は不幸は起こらないとする)
キリスト教の影響。
・完食しないと雨が降る。
(逆にロシアでは、少し食べ残すのが礼儀だそう)
・しゃっくりすると、誰かが自分を想っている。
そういえば、これ描いたな↓
chiriyama-nikki.hatenadiary.com
・年末に洗濯をしてはいけない。
今でも、特にお年寄りはこの風習を頑なに信じている人もいます。
ゲルマンの風習から。
・誕生日の前日に祝うと不幸になる。
間違えてこれやって、マジで顰蹙を買った事があります(汗)
宗教や占いを信じてない人でも、迷信はなんとなく信じていて、つい、それをやっていたりする。また若い世代より高齢者の方がこういった迷信を信じていたりするのは、日本でも同じだろうか。
私の子供は、日本とドイツの迷信を、ごちゃごちゃ受け継いでいる事になる。
なので
「日本では〇〇と言われてるんだよ」
と言うようにしている。