ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

ドイツの時計の読み方。

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時計の教材

 

久々に時計の練習問題が宿題となっていた。

 

その日は昼食後に体調が悪くなり、ソファで横になっていて、倅はその間、宿題を1人で終わらせていた。

添削してみると、体調不良が吹き飛ぶ程の間違えた回答の連続だった。

一体何があったのだろうか。

ほんの数ヶ月前に算数の授業でやった時計の問題は、全問正解だったのに。。。

 

どうやら、長い針と短い針の概念をすっっっかり忘れてしまっていたらしい。

だから例えば、普通に1:30と書けば良いところを、30:6にして書いていた。

ついでに、13:30(午後1時半)読み方も習ったようで、それも間違えていた。

 

ドイツでは、時計の読み方が変わっている。

大体、数字の読み方からして独特なので、ここで躓く人も多い。

 

例えば、25は「fünf und zwanzig」となり、5の単語が最初にくる。つまり、直訳すると「5と20」という風になる。

 

時計に至っては、4分の1(15分)、2分の1(30分)、4分の3(45分)を使って言う時がある。つまり

1:15(viertel nach eins, viertel zwei)→1時4分の1後2時までの4分の1⇨1時15分

1:30(halb zwei)→2時までの半分⇨1時半

1:45(viertel vor zwei, drei viertel zwei)→2時4分の1前2時までの4分の3⇨1時45分

※※紫色は北西ドイツ、緑色は南東ドイツで主に使われている。(旧東ドイツ出身の夫は緑色の方をよく使うので、マジでこんがらがる)

 

私達が現在住んでいる場所は、バイエルン州で、ピンク色の方で習う。

ついでに言うと、私が外国人の生徒にドイツ語を教えていた時も、ピンク色の読み方で教えるようになっていた。しかし、これから先、彼等が何処に行くかも分からないので、参考程度に、緑色の読み方も一緒に説明していた。

 

帰宅してきた娘に聞いてみると、ピンク色の方で習った娘は緑色の読み方を知らなかった。

まあ、そんなもんだ。

 

ともあれ、掛け算に続き、またおさらいする課題が増えた。やれやれ