ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

鬼滅の刃 無限列車編

今週のお題「鬼」

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出典:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編公式サイト

 

 

『鬼滅の刃 無限列車編』を観た。

日本のみならず、世界中でヒットを飛ばしているとアニメ映画で、私も動画配信サービスで1期を一度は1人で、2回目は倅と一緒に観た。

倅も『無限列車編』を楽しみにしていて、この度、2人で観たのだが、ただただ圧巻だった。

 

主人公の竈門炭治郎は何処までもいい奴で、伊之助や善逸なんかも相変わらずだった。

特に伊之助が格好良く描かれていたのが良かった。

単細胞の伊之助を上手くその気にさせて誘導する炭治郎は、流石は長男だからだろうか。

この2人の掛け合いは面白かった。

 

煉獄杏寿郎を演じているのは日野聡さんで、今迄も色々なカッコいい役をこなしているベテラン声優さんだ。その代表作が『銀魂』の神威だったが、この度、煉獄さんも彼の代表作の1つに加わったのは確かだ。

 

煉獄さんの熱い台詞は、この映画だけでは語り尽くせないものがある。

「心を燃やせ、胸を張って生きろ」

は、大人の私にも響いた。

 

炭治郎が逃げる鬼に向かって、

「お前の負けだ。煉獄さんの勝ちだ!」

と泣き叫ぶシーンでは、倅がいなかったら、絶対に号泣していた。

 

現実社会では鬼は形となって出てはこないだろう。

しかし人の心には必ず鬼が潜んでいる。

惰性に流されてしまう弱い心、人を陥れようとする心、誘惑に負けてしまいがちな心、そういった小さな心の隙間に鬼は入り込んでくる。

そして機会を見計らって、悪い働きをするように人をそそのかすのだ。

 

だから私達は、常に自分の弱い心と闘い続けなければならない。

その為には、心を燃やしていかなければならないのだ。

煉獄さんの遺言のように。