今日はハロウインだ。
ドイツでも浸透しつつある。
アメリカンナイズされてきた人達が多いのだろう。
ハロウインとは元々ケルト民族の風習がアメリカで民間行事となった。
秋の終わりの10月31日の夜は、同時に冬の始まりでもある。
それは死者の悪霊が家を訪ねてくると信じられていた。それに付随して、精霊や魔女まで出没するようになる。
そんな悪霊達から自分の身を守る為に、人々は悪霊にバレないように同じ格好をしたという。
現在では、悪霊そのものになって、各家庭を訪ね、
「お菓子をくれないと悪戯するぞ」
と唱えるのだ。ここで暗黙の了解があるようで、家の前に中身をくり抜いた南瓜に蝋燭を立てて置いている場所なら、お菓子を強請っても良いらしい。
私の住んでいるアパートにも、ある時期までお菓子を強請りに来る子供がいた。
しかし私はこの風習に興味がなかったので、毎年居留守を使っていた。どうやらアパートの管理人が南瓜の置物を設置していたようで、それで毎年お化けに扮した子供達が来ていたのだ。
管理人が代わり、今では南瓜ランタンを設置しなくなってからは、誰もねだりに来なくなった。その代わり、私の娘が友達に誘われて、お化けに扮してお菓子を強請るようになった。
なんてこったい。
しかし今年はロックダウンで、この練り歩きもないだろう。
子供にとっては残念であろうが、私は少しほっとしている。
ご存知の方もいらっしゃるだろうが、もう随分前に、アメリカ合衆国で日本の少年2人がハロウインで仮装して廻った時に銃殺されてしまうという痛ましい事件があった。
それで本当は夜に子供が仮装して家を訪ね歩くのを反対していたが、親友の母親から尋ねられるので、気がかりではあるが、複数人で近所を回るのならと承諾した。
小学生の内は、親も一緒になって廻った。
中学生になると、親は同伴しないが、子供達数人で廻るようになった。
さてせっかくのハロウインなので、期間限定で子供達が趣味で作った動画をあげる事にする。
8歳の倅は姉のやっているのを見様見真似で、動画を作った。
その為、稚拙すぎてお見苦しいものもあるだろうが、お楽しみ頂けれたらと思う。
こちらが倅が作った動画↓
お次は娘の動画↓
実はハロウイン関係の動画もあるが、個人的にはこちらが好きなので。