ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

倅のコロナテスト

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先週半ばの夜、遂に倅が鼻風邪をひいてしまったようで、くしゃみが止まらなかった。

ヤバいなぁと思って翌日学校を休ませたら、案の定、昼頃に熱を出した。

小児科に予約して連れていったら、別室に通され、暫く待っていたら、厳重装備のお医者さんと看護師さん達が入って来た。

 

診察後、左耳が詰まっているくらいで、肺炎とか気管支炎ではない。ただの風邪だが、熱が出ているのだからコロナテストもついでにやっておくかどうか聞かれ、どうしたもんかと考えていると、業を煮やした先生が

「この際だからやっておけば」

と言い、倅の鼻と口に綿棒を手際良く入れていた。

 

夏休み中、『里帰り』と称して危険区域に滞在した人達がコロナを持ってきたまま知らずに戻ってきて、そのままドイツで生活を送る。

その子供達が登校し、知らずにウイルスをばらまいている事が往々にしてあるという。

また冬が早く来てしまうドイツでは、コロナ対策で窓を大きく開けたり、ドアを開けっぱなしにして授業を行う事で、風邪やインフルエンザ、肺炎にかかってしまう子供達も多くいるという。

「少しでも病気だと思う症状があるなら、学校に来るな」

と厳重にお触れを出し、一日に10人以上も早退をさせた学校もあるという。

コロナ禍で学校教育もままならない状態だ。

当然、先生達も、ハイリスク持ちや妊娠中だったりすると、即代行になる。今はオンライン授業をするという選択肢もあるが、対面授業の大切さを痛感したドイツ人達は、オンライン授業は次のロックダウンに備えるようにしながら、極力対面授業を心がけているようだ。

 

さて土曜日には倅の発熱も収まり、市の教育委員会から来た通達の中の『学校に行くかどうかの目安』でも

「熱が治まってから36時間後に登校可能」

は充分満たしていたが、週明けの月曜日にまだコロナテストの結果が出てなかったので、少々ヤキモキしていた。

ネットで確認してもよく分からなかったので、結局小児科に電話してきいてみたら、案の定、ネガテイブだった。あ~良かった・・・

 

熱が下がっても、まだ鼻風邪を引いてるので、もう少し休ませる事になる。やれやれ