ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

ないものねだり。

 

私の母は、私が生まれるまではなかなか子供を授からなかったらしい。

ようやく授かった時には悪阻がとにかく酷く、更に、破水して死にそうになりながら挑んで出産。その後、私は大変気難しく寝ない赤児だったので、相当大変な育児だったと良く言っていた。

しかも飯屋の仕事をしながらだから、本当に大変だったと思う。

その頃はへとへとだったようで、子供は1人で充分と思っていた矢先、また妊娠。悪阻も何もない。安産で出産し、よく寝てよく食べ、よく笑う赤児の妹が誕生した。

 

私達2人姉妹は、喧嘩をよくしたが、基本的に仲が良い方だと思う。

ジャンルは少々異なるが共通の趣味もあるので、よく2人で腐談義をしたものだ(遠い目)

それでももし可能であれば、私は優しい兄が欲しかったし、妹は美少年の弟が欲しかった。

 

実は私は子供が4人くらい欲しかった。

しかし1人目もなかなか授からないまま、長い不妊生活を経て、1回目の体外受精で幸運にも娘を授かった。1回で授かれるなんて本当に奇跡だな、もう1人で良いかなと思っていたら、今度は自然妊娠で倅を授かった。こういう事もあるのだなあと驚いたものだ。

 

娘は弟が欲しかったようで、それは達成したし、喧嘩はすれど周囲が「過保護」と娘を揶揄うくらい甲斐甲斐しく世話をしているので嬉しいけれど、見た目の好みとしては、明るい茶色の髪が好きらしい。

弟の倅の髪が明るい茶色ではないのが残念だと言っていた。その外見の好みはやがて自分の理想の男性像に移行していったようで、好きな男子の好みは、まず明るい茶色の髪、らしい。

さて倅はというと、今の状況に満足しているのか、別に弟や妹、兄とか欲しいとは思わないらしい。

それよりも寧ろ、自分が100人くらいいたら楽しそう♪と言っていた。

 

いやーーーー1人で充分だよおおおお(^◇^;)

 

私自身はとてもネガテイブ思考なのに、幸い娘も倅もポジテイブ思考で自分が大好きなようだ。

どうかこのまま自分を大事にできる人でありますように。